この記事をまとめると
■乗って楽しい日本車を4+1台ピックアップ
■新車だけでなく中古車としても選べるモデルを選んだ
■バイクならホンダ・スーパーカブC125も予想以上に楽しさにあふれている
新車だけでなく中古車という選択肢もある走りが楽しいモデル
乗って楽しい日本車と聞かれて多くの人が思い浮かべるのは、マツダ・ロードスターやスズキ・ジムニーあたり。これら定番モノをつないで記事にするのはお手軽ではあるけれど、ジャーナリストとしてはもう少し気の利いた提案をすべきだろう。
しかもいま、新車は多くの車種で納期が遅れているので、デビューしたてのモデルを優先するのはどうなのか? という気持ちもある。というわけで、新車だけでなく中古車としても選べて、なおかつ走りが楽しい日本車を自分なりにリストアップしてみた。
まずはトヨタC-HR。日本向けはまもなく生産を終えることが発表されたが、それを理由でリストから外すのはもったいない。
先代プリウスに続いてTNGAプラットフォームを使った車種で、欧州の道を走り込んで開発され、発売前にニュルブルクリンク24時間レースに参戦するなど、数あるSUVのなかでも走りを強く意識したモデル。
1.8リッターハイブリッドと1.2リッターガソリンターボがあるパワーユニットは、もちろん後者がお勧め。なにしろ6速MTがチョイスできる。SUVクーペと言いたくなるフォルムに見合った走りの持ち主だ。
走りと言えば日産スカイラインも忘れてはいけない。現行型はハイブリッドとガソリンターボの2本立てで登場したが、途中でハイブリッドが消滅。一方のターボは、当初はダイムラーから供給された2リッター直列4気筒だったが、マイナーチェンジで日産の3リッターV6になった。
推しはもちろん3リッターV6ターボ。つまり新車でもいける。400Rはたしかに魅力的だけれど、304馬力のGTでも多くの人が満足できるはずだ。