この記事をまとめると
■トヨタ・アルファードは人気のミニバン
■今夏に新型が登場する予定
■現行アルファードの欠点について解説
駐車や洗車の際にはデカさを実感!
今夏にも新型が登場する予定のトヨタ・アルファード。しかし現行モデルの人気はいまだに衰えず、2022年4月~2023年3月の販売台数で全国産新車販売台数12位(59610台)をキープ。一般販売、サブスクのKINTOともに依然、絶好調の売れ行きを堅持している。
そんな現行アルファードは2015年に登場した3代目だが、ヴェルファイアとの距離が大きく開いたきっかけが2017年12月のマイナーチェンジ。トヨタセーフティセンスがアップグレードされ、新3.5リッターV6エンジン(301馬力、36.8kg-m!!)を搭載したのは共通だが、とくにアルファードの顔つきがより大きく迫力あるものとなり、ヴェルファイアを凌ぐ存在感を発揮。以来、アルファード/ヴェルファイア軍団の関係は、アルファードの一人勝ち状態となったのだ。ライバルの日産エルグランドにないハイブリッドモデルがあるのも、アルファードが国産ハイエンドミニバンとして孤高の存在となった一因だろう。
しかし、人気だからといって、気になる点がまるでない……というわけでもない。まずはボディサイズだが、VIP専用車としてなら文句のない堂々たるサイズながら、全長4945×全幅1850mmと、狭い道や狭い駐車場ではそれなりの運転、駐車スキルが必要となる。もっとも、街を走るアルファードを見れば、フツーの女性や若者もスイスイ運転しているわけで、視界の良さ、ボックス型ボディによる見切りの良さ、各種モニターのおかげで、慣れれば問題ないレベルとはなるだろう……。
が、ボディが小山のように大きいのは事実で、自身で洗車するとなると、これは大変。手間も時間もかかってしまう。アルファード乗りともなれば、いつもボディをきれいにしたくなるのも事実で、洗車に関してはけっこうな悩みのポイントとなるかも知れない。
価格は約400万円から770万円と幅広く、人気のハイブリッドを選ぶとなると諸費用込みで500万円オーバーの世界となる。ノア&ヴォクシーのサイズ、価格と比べれば、大きく高い……となる。