この記事をまとめると
■将来的に価値が上がりそうな国産の新車を紹介
■純エンジンモデルかつ趣味性が高い車種は人気が上がりやすい
■スポーツモデルは後々海外からの需要が高まる可能性もある
買っても損をしない新車を探してみた
近年、とくに騒がれている「内燃機関最後の……」というフレーズ。そんなフレーズに釣られてか、スポーツモデルは受注がメーカーの予想を上まわるケースが増え、納期が異様に長くなって受注停止となることも最近は多い。そんなモデルは将来、中古車としての価値が上がる可能性が高いとも言われている。
投機対象としてクルマを見ることはあまり良くは思わないが、将来的に残念ながら手放すことになっても損することがなさそうなクルマたちを、今回はピックアップして紹介しよう。
レクサス LCコンバーチブル
最初に紹介するのはレクサスLCだ。ボディはクーペとコンバーチブル、パワートレインはガソリンエンジンとハイブリッドの2種類(コンバーチブルはガソリンのみ)が用意されているが、ここではコンバーチブルを推したい。
まずはなんと言っても5リッターのV8自然吸気エンジンだ。電動化はおろか、ダウンサイジングターボにも逆行するようなこのようなパワーユニットが、今後登場するかもわからない。また、中古車市場を見ても希少性はクーペよりコンバーチブルのほうが高い。そういった点から見ても、LCを買うことができるのであればコンバーチブル一択と言える。
そして、今後付加価値が付きそうなストーリー性としては、現トヨタ自動車社長の佐藤恒治氏が開発責任者を務めたモデルというのもあるだろう。豊田章男氏に負けず劣らずのカーガイとして知られる佐藤氏だが、佐藤氏の活躍によりLCの市場価値がより上がるということもあるかもしれない。