国産新車が続々値上げ! メーカーは収益改善も「ディーラー」に重くのしかかる負担とは (1/2ページ)

この記事をまとめると

■新車の値上げが続いている

■しかし国産車の多くは数万円アップにとどまる

■それゆえディーラーが値上げ分を被らざるを得ない状況も発生

国産車の値上げ幅はいずれも数万円

 日産ノートに続き、ホンダがN-BOX、フリードそしてステップワゴンの値上げを行うことを発表した。事業年度が2023年度に切り替わったこともあり、今後も新車価格の値上げは目立ってきそうな気配もある。

 すでに車両価格の値上げを行っている輸入車は1回の値上げで数十万円アップも珍しくない。これは欧州などから完成車を日本に運ぶ輸送船の費用などの負担が大きくなっていることがあり、値上げ幅も大きくなっているようだ。一方で今回のノートやホンダ3車の値上げ幅はいずれも数万円レベルとなっている。企業努力などで値上げ幅を最大限抑え込んだともいえるのだが、販売現場をまわるとそうとも言い切れない空気にあふれていた。

 まずは、値上げを実施する時期。販売現場で聞くとホンダではメーカーが公表しているとおりに4月21日より新価格になるとのこと。しかし、これは受注日カウントになる。つまり、注文書を交わした車両の納車予定時期ではなく、4月20日までに注文書を交わせば値上げ前価格となり、4月21日以降に注文書を交わせば新価格になるそうだ。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
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乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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