その筆頭の1曲は、パティ・オースチンのEND OF RAINBOWのアルバムに入っている「Say You Love Me」だ。この季節にもぴったりな春風のように爽やかな曲で、10代後半に付き合っていたミキコちゃんに教えてもらった曲。「愛していると言って」という邦題に、もしかすると彼女からのアプローチの意味があったかもしれない、今でも忘れられない思い出とともに記憶に残る軽快なラブソング。クルマの中、途中の口笛パートを2人で口を揃えて吹いていたことも思い出す。そうした古き良きいい思い出が、あれから何十年もたった今でも、へこんだ気持ちを吹き飛ばしてくれたりする。ボクがアマチュアミュージシャン時代にコピーしていたディープパープルのスピード感たっぷりの名曲「ハイウェイスター」もビタミン剤的1曲である。