この記事をまとめると
■いま花粉や黄砂でクルマが汚れやすい季節
■ガソリンスタンドの機械洗車は精度が上がったと聞く
■ではプロによる手洗い洗車とはどれくらい仕上がりが異なるのだろうか
仕上がりは「大違い」
この季節、花粉や黄砂でクルマは汚れまくりである。屋内駐車のクルマでも、外を走れば付着するし、屋外駐車ならクルマのボディにうっすらと堆積放題。放置すると粘土のあるしつこい汚れとなり、ボディ、塗装にシミを付けてしまうこともある。また、そのままタオルなどでこすると、粒子がボディ、塗装をキズつけてしまうからやっかいだ。
そこで花粉や黄砂対策としてボディの丸洗い、つまり洗車をすることになるのだが、自宅に洗車設備のない人にとっては、ガソリンスタンドなどの機械洗車機で洗うか、値段は張るものの、洗車専門店(または手洗い洗車をやっている施設)で手洗いしてもらうことになるのだが、機械洗車なら1000円以下、しかし洗車専門店だと数千円の費用となる。※定評あるボディコーティング、洗車専門店のキーパーラボの場合、プリウスクラス=Mクラスで2730円(税込み)
ちなみに所要時間はガソリンスタンドなどにある機械洗車の洗車そのものにかかる時間は10分以内、洗車専門店の手洗いだと25分~(キーパーラボの説明による一例)だが、機械洗車は、洗う前の事前洗車、洗った後の水気のふき取りは自身で行うことになり、むしろプロに任せたほうが早い場合もある(待ち時間による)。
それはともかく、ガソリンスタンドの機械洗車と、プロの手洗い洗車では、仕上がりにどう差がつくのか。80年代の洗車ブームをけん引してきたと自負する、かつての洗車大好き小僧、洗車関連の単行本、ビデオ、テレビ、ラジオ出演経験が多数ある、長年、カーケア用品メーカーのアドバイザーを務めてきた筆者の考えは、「大違い」ということになる。