この記事をまとめると
■大阪オートメッセ2023にマクラーレン・アルトゥーラが展示されていた
■アルトゥーラはマクラーレン初の量産ハイブリッドカー
■今年春、マクラーレン大阪は一般ユーザーに向けた試乗会を予定
マクラーレン初の量産ハイブリッドカーが鎮座!
「思ったよりコンパクト」。大阪オートメッセ2023の会場でマクラーレン・アルトゥーラの実車を見てまず実感したのがそのボディサイズ。
アルトゥーラは、マクラーレン初の量産ハイブリッドカーで、「ハイパフォーマンス・ハイブリッド(HPH)スーパーカー」と呼んでいる。
「マクラーレンの持っているすべての技術を結集してユーザーに届ける」をスローガンに開発された1台で、「マクラーレン・オートモーティブの第2章が始まったことを告げるモデル」と位置づけた意欲作だ。
シャシーはこのクルマのために新たに開発した「マクラーレン・カーボン・ライトウェイト・アーキテクチャー(MCLA)」で、パワーユニットはマクラーレンの市販量産モデルでは初の3リッターV6ツインターボエンジンに電動モーターを組み合わせた「ハイパフォーマンス・ハイブリッド(HPH)」。エンジンだけで585馬力、モーターが95馬力、合わせて680馬力もあるので、上位車種の720Sなどに見劣りしない動力性能が与えられている。
ニューモデルで、ハイブリッド車となれば、車体はひとまわり大きくなり、車重も増加するのが普通だが、アルトゥーラは570Sよりもコンパクトで、全長4539mm×全幅1913mm×全高1193mm、ホイールベース2640mmというディメンション。車重も乾燥重量で1398kgに押さえられていて、これらの数字からもマクラーレンの技術が凝縮されているのがわかるはず。