子供たちに夢を与え将来のオーナーを増やして行く
1970年代にブームを巻き起こすほど話題となったスーパーカーは今でも多く人を虜にしている。これまでスーパーカーに関するイベント開催の告知・報告をしていたスーパーカー連絡会は、2017年3月1日に「一般社団法人 日本スーパーカー協会」を設立した。
一般社団法人・日本記念日協会により、11月1日がスーパーカーの日に制定されたのは2015年9月27日のこと。公道走行のなかでもっと速く(パフォーマンス)、美しく(スタイル)、官能的(エモーショナル)という3項目においてナンバーワンであることから1が3つ並ぶ日を記念日とした。
スーパーカー協会はオーナー個人で楽しむだけではなく、多くのスーパーカーファンがさまざまな方と接することを目的とし、社会に役立つ文化として振興していく活動を行う。また今後の活動を通じて自動車産業や販売への貢献活動も行っていくという。
代表理事の須山さんは「スーパーカーどっぷりの人生を歩んできました。25年前にボロボロのディーノを買ってきました。5年半かけてやっと動くようになり、夜に集まる会を実施したのがきっかけでした。そこからいろいろなメディアなどを通じてここまでやってきました。より多くの人にスーパーカーやクルマの魅力を伝えていきたいです」とコメント。会場に拍手が起こった。
会場にはスーパーカー4台が展示された。左からランボルギーニ・ウラカン、ランボルギーニ・アヴェンタドールSV、フェラーリ512TR、アストンマーティンDB11。
その4台に加え華を添えてくれる美魔女達が、会場にいた多くの男性を虜にしたのはいうまでもない。
さて、今後の展開についてインタビューを行ってきた。
ー今後はどのような展開を行っていきますか?
協会の趣旨はスーパーカーを通して社会貢献していくことです。子供たちに興味や関心をもってもらったり地域振興をしていき、長期的に見て自動車産業に貢献していくことが使命だと思っています。
ー具体的な活動は?
5月に神奈川県宮ヶ瀬でチャリティスーパーカーショー、10月に富士山樹空の森スーパーカーショー、11月のスーパーカーの日は、東京・名古屋・大阪・九州・新潟に協力して各地域で展示を行う予定です。詳しくはHPで公開をしていきたいと思っています。
ーイベントの内容は?
子供達に試乗体験の場を設けて会場内を一周したり、自動車グッズのプレゼントやチャリティーオークションなどを行い募金活動に貢献していく予定です。
ー例えば会場内でのNG行為などはありますか?
もちろん、マナーを守ってほしいです。展示しているクルマはすべて乗って良いわけではないので、オーナーさんとのコミュニケーションを含め会話を楽しんでほしいです。
ーでは最後に多くのスーパーカーファンに一言お願いします
スーパーカーは人生を豊かにします。見ても、乗っても、思っても、楽しめる夢が詰まっている乗り物です。多くの人に魅力を伝えていきますので、皆さまとお会いできることを楽しみにしています。