この記事をまとめると
■ホンダチューナーとして有名な「無限」が東京オートサロン2023に出展
■2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権のチャンピオンマシンを展示
■シビックタイプRやZR-Vの無限バージョンのコンセプトモデルも公開する
シビックタイプR無限コンセプトに期待が膨らむ
ホンダ車をベースにしたコンプリートカーの製作やチューニング、カスタマイズなどを行う存在として世界中のホンダフリークから絶大な支持を受けている「無限」。
そんな無限が、1月13日(金)から15日(日)に千葉県・幕張メッセで開催される「東京オートサロン2023」へ、カスタマイズの可能性を提案する四輪車やモータースポーツ競技車両を出展することを発表した。
2023年の無限のブースのコンセプトは「MUGEN POWER 2023」。
まずはモータースポーツより、2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権にて、野尻智紀選手のドライブで2年連続でドライバーズチャンピオンを獲得した「TEAM MUGE MOTUL SF19」と、TEAM MUGEN初のチームタイトル獲得に不可欠な活躍をした笹原右京選手がドライブした「TEAM MUGEN BINGO SF19」の2台のフォーミュラを展示する。
TEAM MUGE MOTUL SF19は全10戦中6戦でポールポジションを獲得し、2度のポールトゥウィンを含む8度の表彰台を獲得して圧倒的な強さを見せたマシンであり、一方のTEAM MUGEN BINGO SF19も、開幕戦でのポールポジション獲得や2度の優勝を果たしたマシンだ。これら2台を間近に目にすることができるのは、ファンにとってはたまらない機会となるだろう。
市販四輪車では、2022年9月にデビューした新型シビックタイプRに対して、無限が抱く想いを具現化したコンセプトカー「シビックタイプR無限コンセプト」を展示。無限がモータースポーツで培ってきたノウハウとテクノロジーのすべてが投入されたシビックタイプRは必見だ。
また、2022年11月に発表された新型SUVのZR-Vに対して、無限が開発中のアイテムを装着したコンセプトモデル「ZR-V e:HEVカスタムコンセプト」も展示する。こちらは「Emotional Urban Sports」をテーマに、無限らしいスポーティさを高めたエアロパーツやパフォーマンスパーツなどを装着したモデルとなる。
そのほか、体験コンテンツとして、テレメトリーシステム技術体験を実施。2022年シーズンよりスーパーフォーミュラ全車両に搭載されているテレメトリーシステムは、ハンドル角度や車速、エンジン回転数などのさまざまなデータを取得・伝送を可能としており、リアルタイムな車両情報を得ながらのレース観戦は、新たなモータースポーツの観戦方法として注目されている。今回は、テレメトリーシステムを活用したレーシングシミュレーター上で実際の走行データと対戦でき、またAR専用アプリを活用したレース観戦体験が提供されるという。
東京オートサロン2023では、ホンダブースだけでなく、無限ブースもお見逃しなく。