この記事をまとめると
■上海モーターショーで新型BEV&PHEV「EZ-60」を発表
■航続距離はBEVで約600km、PHEVでは1回の給油で1000km以上
■安全および利便性を高める各種スマート機能を満載
長安マツダが開発・製造する「EZ-60」を上海で初披露
マツダの中国現地法人である長安マツダが、合併事業のパートナーの長安汽車との協業による第2弾電動モデル「MAZDA EZ-60(マツダ・イージーシックスティ)」を上海モーターショーで世界初公開した。

今回のモーターショーでの長安マツダの出展テーマは“馭電新境(ユー・デン・シン・ジン)”。これは「電動車で新境地を切り拓く」という意味。EZ-60は2024年10月に中国で発売した「MAZDA EZ-6」とともに、競争の激しい中国市場を切り拓くことに挑戦する商品として年内の発売を予定している。

未来志向のフォルムと優れた走行性能
“FUTURE+SOUL+MODERN”をデザインテーマに、エクステリアはエレガント×モダンを両立させた最新デザインをまとい、ボンネット先端のエアインテークでは近未来感も演出。空力特性を高め、高速域での電力消費効率の向上に貢献している。航続距離はBEVモデルで約600km、PHEVモデルでは1回の給油で1000km以上の走行を想定している。
「MAZDA EZ-60」の外観画像はこちら
前後重量配分は50:50と最適化されており、サスペンションはフロントにストラット式、リアはマルチリンク式を採用。電子制御ダンパーで運転するシーンを問わず「人馬一体」の走りを実現すしている。
最先端の技術を満載したスマートキャビン
コックピットには26.45インチ5K一体薄型センターディスプレイ、3Dヘッドアップディスプレイを採用。音声・タッチ・ジェスチャー操作対応のスマートキャビンやAI制御のインテリジェントドライブ&パーキングが快適性と安全性を高めている。
「MAZDA EZ-60」の室内画像はこちら
室内には23個のスピーカーによる立体音響システムで、臨場感あふれる音響を実現。またヘッドレストにはそれぞれスピーカーを内蔵しており、運転席と助手席で異なる音楽を聴くことも可能だ。
「MAZDA EZ-60」の室内画像はこちら