
この記事をまとめると
■2025年4月26・27日に夢メッセみやぎにて「東北カスタムカーショー2025」が開幕
■さまざまなジャンルのカスタムカーが所狭しと展示された
■東北エリアのカスタムカー文化の熱量の高さを感じさせるカスタムカーショーだ
東北エリアで一番熱いカスタムカーショー
毎年1月に開催される「東京オートサロン」、そして2月に開催される「大阪オートメッセ」は日本を代表するカスタムカーショーとして知られる。そんな日本の2大カスタムカーショーに続いて、4月26〜27日(日)に宮城県・仙台市の夢メッセみやぎにて、「東北カスタムカーショー2025」が幕を開けた。
日本の2大都市で開催される「東京オートサロン」や「大阪オートメッセ」に比べると、どうしても見劣りしてしまうように感じるかもしれないが、なかなかどうして「東北カスタムカーショー」も熱いカーショーとなっている。
というのも、もともと東北はカスタムカー文化に熱い土地柄であり、地元のカスタムガレージやショップも多い。さらには北関東のショップも同ショーには駆けつけており、会場内は所狭しとデモカーが展示される光景は圧巻。
そして、各社のデモカーや、チューニングカー、ドレスアップカーはもとより、スーパーカーにスタンス、VIPにオーディオカスタムを施したミニバン&ワゴン、リフトアップ系オフローダーなどなど、カスタムジャンルも車種もバラエティに富んでいる。これらが一堂に会するというのだから、東北のクルマ好きにとってはハズせないイベントとなっているのだ。
また、「東京オートサロン」や「大阪オートメッセ」ではプロトタイプとして案内されていたアイテムも、このショーでは正式に新作としてデビューすることも多く、そんな意味でも「東北カスタムカーショー」はマニア必見のイベントになっていると言っていい。
さらに今回は、開催時期をこれまでの4月中旬から4月下旬の土日へと1週間ほど後ろ倒し。これによってゴールデンウィークの初っ端の開催となり、まずは「東北カスタムカーショー2025」を楽しんでからゴールデンウィークを満喫しようと考えた人も多かったようで、肌感ではあるが、その来場者数も大幅増となったように感じる。
初日となる26日は、クルマ好きとして知られるロンドンブーツ1号2号の田村亮さん、TUBEのドラマーの松本玲二さんによるトークショーも開催されており、これも集客にひと役買っていたようだ。
そして、今回の同ショーで強く感じたのが、若い男女と外国人の来場者が目立ったこと。これはつまり、クルマ離れが著しい若者という図式が、必ずしも東北エリアには当てはまっていないのではないかということ、また海外からの注目度も高まっていることを、それぞれ証明しているとも言える。
「東北カスタムカーショー2025」の開催は4月27日(日)の17時まで。近くの人はぜひ会場に足を運んで、実際に東北の熱いカスタムカー文化を確かめてもらいたい。