
この記事をまとめると
■MT車を所有できない人でもカーシェアやレンタルで夢を叶えられる
■希少なスカイラインGT-RやRX-7などレンタル可能な5種のレアカーを紹介
■思い出の旧車や海外名車など幅広いMT車体験が楽しめる時代がきている
乗りたくても乗れないMT車をレンタカーで楽しもう
本当はMT(マニュアル)車に乗りたいけど、家族が乗れないと困るし2台もちは厳しいし……。憧れているMT車があるけど、価格が高騰しすぎていまから手に入れるのは難しい……。そうしたさまざまな事情で諦めている人も多いのではないでしょうか?
でも、これからMT車は「乗りたいときだけ借りればいい」時代になっていくのかもしれません。ここ数年、「こんなクルマも借りれるのか!」と驚くようなMT車のカーシェアリングサービスやレンタカーが増えており、国内だけでなく海外の人たちにも人気が出ているのです。
そこで今回は、すでに絶版となっていて希少車なのに、借りて乗ることができる魅力的なMT車5台をピックアップしたいと思います。
まずは、1989年に鮮烈なデビューを果たし、モータースポーツシーンでも大旋風を巻き起こした、日産スカイラインGT-R(BNR32)。数々の著名人が「このクルマに衝撃を受けた」「いまだにあのゾクゾクする走りが忘れられない」と語っており、死ぬまでに1度は乗りたいと心に決めている人も多いのではないでしょうか?
でも、市場に出まわる台数は年々減り、価格は大高騰。なんとか手に入れたとしても、盗難が怖くておちおち駐車場にも停めておけない……という、とんでもない状態になってしまっています。
そこで、「おもしろレンタカー」ならそんなR32GT-Rが借りられます。借りるには予約時に23歳以上で、MT免許取得から3年経過していることが条件となりますが、名機RB26エンジンの音やフィーリング、コクピットまわりの独特な雰囲気など、存分に堪能したいものですね。
つづいて、こちらもすでに伝説となりつつある、マツダRX-7 typeR。世界で唯一、マツダだけが量産化に成功したロータリーエンジンがどんな感じなのか、味わってみたいですよね。エンジンだけでなく、腕を試されるようにコントロールが難しいのもRX-7がいまのスポーツカーとはちがうところ。
音や振動、じゃじゃ馬な挙動など、百聞は一見にしかずです。ドライバーをぐるりと囲むようにタイトなコクピット、低い着座位置、回転数を合わせないとガクガクしてしまうシフトチェンジの感覚など、RX-7がくれるのは思いっきり硬派なスポーツカー体験。こちらも、「おもしろレンタカー」で借りることができます。