
この記事をまとめると
■ロールスロイス史上もっともパワフルなEVモデル
■659馬力の怪物を解き放つふたつのモード
■ビスポークによる圧倒的なラグジュアリー感
EVパワーで史上最強のロールス・ロイスが誕生
ロールス・ロイスは、日本市場に「ブラックバッジスペクター」の導入を発表した。これはロールス・ロイス初の完全EVモデル「スペクター」をさらに大胆に再解釈したモデルであり、最高出力485kW(659馬力)、最大トルク1075Nmを誇る。
また、開発には、匿名化されたブラックバッジ顧客による数十万マイルにも及ぶ膨大な走行データが活用されている。
ブラックバッジスペクターには、新たに「インフィニティモード」が搭載されている。ステアリング上のインフィニティボタンを押すことで、ダイレクトなスロットルレスポンスと485kWのフルパワーが解き放たれる。「スピリテッドモード」では、停止状態からブレーキとアクセルを同時に踏み込み、ブレーキをリリースするだけで0-100km/h加速4.3秒という驚異的なパフォーマンスを発揮する。
ハンドリングも大幅に強化された。ステアリングの重さを調整し、ロール安定性を高め、加減速時のボディコントロール性も向上。ロールス・ロイス特有の「マジックカーペットライド」の快適性を保ちながら、より車両との一体感を感じさせるドライビングフィールを実現した。
エクステリアでは、クラブカルチャーにインスパイアされた新色「ヴェイパーヴァイオレット」を筆頭に、各部に施されたダーク仕上げが圧倒的な存在感を放つ。
パンテオングリルやドアハンドルまで徹底したブラックフィニッシュが施され、漆黒の美学を極めたスタイルに仕上がっている。
インテリアでは、イルミネーテッドグリルバックプレートや10色から選べるイルミネーテッドブラックバッジトレッドプレートを採用し、視覚的なインパクトを強化。
5500個以上の星をあしらったフェイシア、選べるインストルメント・ダイヤルカラーなど、ロールスロイスならではの圧倒的なビスポークの世界観を味わえる。
ラグジュアリーとパフォーマンスを極限まで高めたブラックバッジスペクター。ラグジュアリーEVの頂点を極めたこの新たなモデルは、2025年の10月以降に全国の正規販売店を通じてデリバリーされる予定だ。