この記事をまとめると
■駐車監視機能付きのドラレコはいたずらなどの防止に有効だ
■常時電源が必要なのでバッテリーが上がりやすくなる問題がある
■車載用のバッテリーを用意して繋ぐと効率よく使うことができる
駐車監視機能付きのドラレコのデメリットはバッテリーにあり
ここ最近、ドライブレコーダー(以下:ドラレコ)が一気に普及している。あおり運転被害や事故の際の証拠になることから、前後を映すタイプが主流だ。そのドラレコのもうひとつの機能が、駐車中のクルマを監視してくれる駐車監視。クルマを止めたあと、いたずらやドアパンチなどの被害にあったときの決定的な証拠にもなりうる。
が、筆者も以前、駐車監視機能付きのドラレコを装着していたものの、バッテリーの負担が心配で、機能をOFFにしていたものだ。しかし、セキュリティカメラとしての駐車監視は、ないよりあるほうが安心であることは間違いない。
そんな悩みを抱えていたところ、それを一気に解決してくれるアイテムを発見した。
ドライブレコーダーのイメージ画像はこちら
クルマを止めたあともドラレコを稼働させるには、当然バッテリーに負担をかけることになるのだが、ここで紹介するコンパクトで(H38×W160×D165mm)車内のどこにも置ける102Wの多機能バッテリーは、ほぼどんなクルマにも付いている”アクセサリーソケットに接続するだけ”で、走行中に充電し、クルマを止めたあとも稼働。アクセサリーソケット対応のドラレコをつなぐことができるのだ。
車載バッテリーのイメージ画像はこちら
そのRAY28ドライブレコーダー用駐車監視バッテリーは、1.65インチの液晶画面でバッテリー残量表示、電圧表示、タイマー表示(1~24時間設定可)、録画停止を管理できるだけでなく、同種の機器のなかで希少なUSB-A×2(MAX10W出力)、USB-C(PD対応/入出力/MAX45W)を完備。スマホ、ノートPCの充電も可能で、車内に常備できるモバイルバッテリーとしても機能するのだ。
背面にはLED照明も備え、白点灯(強/弱)、赤色点滅が利用でき、非常時にはLEDライトとしても活躍してくれるのだから、その多機能ぶりはスゴいというしかない!!
車載バッテリーの装備イメージ画像はこちら
が、待てよ。夏、高温になる車内にバッテリーを置いておくと発火、爆発の原因になることは周知のとおり。しかしそれは、スマホなどに使われているリチウムイオンバッテリーのことで、このバッテリーは、優れた高温耐久性と熱的安定性を備え、とくに夏場の車内が高温になるような環境下でも発火や爆発のリスクが低く、毎日1回の充放電を行っても5年以上の繰り返し使用を実現しているという、「リン酸鉄リチウムイオン電池」なのである。
しかも、短絡保護・過電流保護・過電圧保護・電圧過放電保護・過負荷保護・高温保護・低電圧アラームといった安全機能をフル装備した保護回路を搭載しているから通年の車載も安心というわけだ。
車載バッテリーのイメージ画像はこちら
すでに駐車監視録画モードを搭載したドラレコを装備していれば、衝撃や動きを検知した場合のみ録画ができるようにもなるから便利で、常時録画ではなく、必要なタイミングだけ記録されるため、省電力で長時間の使用が可能となる(別途常時接続ケーブルが必要/駐車監視録画モードの機能はドラレコによって異なる)。