レースの世界でもマナーが大事!
サーキットのルール③:レースでも悪質なブロックはNG
抜かれそうになったときにブロックする。これはNGの場合とOKの場合がある。抜かれそうになったのであらかじめコースのイン側を走るとかアウト側を走るのはOK。しかし、リヤタイヤの横まで後続車のバンパーやフロントタイヤが来ていたら、そこから抜かれまいと後続車側に寄っていって邪魔するのはNG。
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レースによっては、ストレートでの走行ライン変更は1回まで、のようにルールが決められている場合もある。好きなラインを走るのは自由だが、邪魔をするのはダメなのである。
サーキットのルール④:ピットロードは制限速度あり
昔のF1はピットロードも速度無制限だったが、現在は速度制限あり。国内のサーキットでも40~80km/hくらいの制限速度があり、それは厳守。レースで速度違反をすると罰金などのペナルティが課せられることが多い。ピットロードは人が歩いて渡ったりするので速度制限がないと危険。ドライバー側はそれを守らないと厳しく罰せられるのだ。
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このようにサーキットだからといってなんでもかんでもOKというわけではない。むしろ公道よりも厳しいルールがある。それをお互いに守るからこそ、速度無制限で走れる。そのためにコースごとに講習を受けて走行ライセンスを取得が必要なのだ。さらにレースに出るためにはJAFのA級ライセンスなどが必要で、こちらは講習と実技が必要。そういったルールを学んだ上でレースに出れるようになる。
公道のルールが守れない人は、サーキットではもっと危ない。どちらもルールを守った上で走ってもらいたい。