ベントレーのコンチとフラスパにV8 PHEVの新パワートレイン搭載! パフォーマンス重視の「ベース」と快適性を追求した「アズール」を追加 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■ベントレー・コンチネンタルGT/GTCとアズールに2モデルが追加された

■「ベース」は洗練されたパフォーマンスと快適性を両立

■「アズール」は乗員のウェルネス機能や快適性を重視

コンチネンタルGT/GTCとフライングスパーに新グレード

2025年4月、ベントレーモーターズは第4世代となる新型「コンチネンタルGT」と「コンチネンタルGTC」、および4ドアサルーンの「フライングスパー」に新たなモデルとして「アズール」と「ベース」を追加した。この新モデルに共通する最大の注目ポイントは、680馬力・930Nmを誇る新開発V8プラグインハイブリッド、その名も「ハイパフォーマンスハイブリッド」の搭載である。

このパワートレインは、2024年に登場した「ウルトラパフォーマンスハイブリッド」に次ぐ高出力ユニットであり、4リッターV8ツインターボに電気モーターを組み合わせた最新の電動化システムを採用。最大EV航続距離は85km(GTCは82km)で、CO2排出量はわずか29〜31g/kmと、圧倒的なパワーと優れた環境性能を両立している。ハイブリッドシステムのパフォーマンスは折り紙付きだ。0-100km/h加速は、コンチネンタルGTでわずか3.7秒、オープンボディのGTCとフライングスパーで3.9秒という俊足ぶりを誇る。

従来のW12エンジンを搭載する「スピード」グレードを凌ぐ動力性能を実現しながら、“日常的な使い勝手とラグジュアリー性”を両立した新たなベントレー像を示すモデル、それがこの第4世代のアズール&ベースモデルなのだ。

「ベース」モデルは伝統と革新の融合

新型コンチネンタルGT/GTCおよびフライングスパーの「ベース」モデルは、ベントレーらしいクラシックなシルエットを継承しながら、現代的なエッジとクリーンな仕上げが特徴。フロントのマトリクスグリルは、光沢クロームとブラックの組み合わせで立体感を演出し、バンパー周辺にはマットブラック&グロスブラックを巧みに使い分けたスポーティな意匠が与えられている。

ベントレーコンチネンタルGT ベースのフロントスタイル

インテリアは、英国チェシャー州クルーの郊外にある工場の熟練工が手作業で仕上げたストレートフルーテッドデザインのレザーシートを採用。トレッドプレートには「Handcrafted in Crewe, England」の刻印が入る。

ベントレーコンチネンタルGT ベースの室内

さらに、電動式アクティブ・ロール・コントロール技術「ベントレーダイナミックライド」や後輪操舵、電子制御LSDといった最新シャシー技術も惜しみなく導入され、重厚感と俊敏性を両立している。

「アズール」モデルは心地よさを追求したひとつの頂点

「アズール」は、あらゆるシーンで快適かつ上質な移動空間を提供することを目的に設計された、デザインから装備まで心地良さを追求したウェルビーイング特化型モデルだ。

ベントレーコンチネンタルGTC アズールのフロントスタイル

エクステリアでは、専用22インチホイールやクロームアクセント、縦型ヴェイン付きグリルなどにより、高級感をさらに高めている。

インテリアには、アズール専用の3Dハーモニーダイヤモンドキルティングや刺繍入りヘッドレストなどが施され、視覚的・触覚的にも「特別感」にあふれている。

ベントレーコンチネンタルGTC アズールの室内

また、シートには「ウェルネスシーティング」を採用。前後の主要シートに加熱・換気機能とリラクゼーションプログラム(6種類)を備えたことで、リラックスした姿勢を促し筋肉の緊張を和らげ、ロングドライブでの疲労を大幅に軽減する。加えて、ツーリング・コンフォート・ライティングといった各パッケージを標準装備。

新型コンチネンタルGTCアズールには、寒冷地でも快適にオープン走行を楽しめるよう、首元を暖めるネックウォーマーも標準装備されており、季節を問わず爽快なドライビング体験を提供する。


この記事の画像ギャラリー

新着情報