将来のクルマ好きを育てるならコレ! 自動車メーカー&パーツメーカーが手がける「子ども関連用品」は大人も夢中にさせる魔力アリ!! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■自動車メーカーや用品メーカーは子ども向けのアイテムを多数手かげている

■エンブレムがついてるだけでなく機能面も充実している

■過去には高級なランドセルなども展開していた

自動車関連のメーカーは子ども用品も数多く手掛けている

 ベビーカーに三輪車にランドセル? 超こだわったバケットシート級チャイルドシート? 近年、自動車メーカーをはじめとするクルマ系の有名ブランドが手掛ける子ども向けアイテムが注目されています。

 単なるブランドロゴやエンブレムを冠したものではなく、実際に自動車開発で培ってきた技術やノウハウを流用し、機能や使い心地にとことんこだわったものが多いのです。今回はその注目アイテムたちをご紹介したいと思います。

 まずは、トムスが初めて発売した、フルカーボンのフレームを使用した軽量ベビーカー「シンコンパクトベビーカー トムス」。ブラック基調のシックなデザインで、足まわり(?)にちらりと見える真っ赤なサスペンションスプリングが目を惹きます。ホイールの中央にはお馴染み「TOM’S」のロゴもあって、クルマ好きのパパ・ママならおおっと釘付けになってしまうこと請け合いです。

 見た目だけでなくもちろん機能性も考えられており、ヨーロッパの安全規格である「EN1888-2:2018+A1:2022」に適合。コンパクトにもち運びができるA型ベビーカーでありながら、カーボンによる高剛性なボディと専用チューニングのサスペンションスプリングによって、子どもの乗り心地や使用者の操作性にもこだわっています。生後1カ月〜48カ月ごろ(体重20kg以下)までの子どもに使用できるベビーカーで、価格はトムスオンラインショップで2万5500円となっています。

 またベビーカーでは、プロサッカーの長友佑都選手が使用していることを公開して話題となったのが、メルセデス・ベンツのベビーカー「Performance GTX」。これはドイツのハータン社とのコラボ商品で、AMGなどの車体で実際に使われているステッチやホイールデザインを取り入れ、ヴィーガンレザーを使用したスタイリッシュなデザインが目を惹きます。

 10万回の摩耗テストに耐え、抗菌・防汚加工によって撥水・撥油性にも優れており、耐久性は抜群。車輪にはサスペンション搭載で、360度回転する前輪によって小回りが利くように設計されており、オフロード走行もOKというのがすごいところです。モスキートネットや着替えバッグ、パラソルといった純正アクセサリーも多彩に揃っています。

 続いて、BMWからは2歳〜5歳の子どもに向けたかっこいい三輪車が登場。スポーティなデザインと、タンレザーのような色合いのサドルがとってもオシャレで思わずほしくなってしまいます。もちろん、BMWのエンブレムもしっかり配置されており、デザインだけでなく滑り止めグリップつきのハンドルや、保護者が支えられるようハンドルがついたサドル、安定感のあるステップと、機能性も考えられています。

 ホイールは、子どもが指や足を挟むことがないよう、スポークシールが施されているのも安心。赤、青、白、グレーと4色揃っているので、自分の愛車と揃えるのもいいですね。


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まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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