この記事をまとめると
■埼玉県川越市で「小江戸川越まちかどモーターギャラリー」が開催される
■歴史ある街に1975年以前に作られた旧車やクラシックカーを展示する予定だ
■ホンダの協賛によりマクラーレン・ホンダ MP4/4も展示される
小江戸にクラシックカーが集結!
埼玉県川越市。県中央部に位置するこの都市は、「小江戸川越」の愛称で親しまれる県有数の観光地だ。
というのも、この川越市、江戸時代の街並みがリノベーションなどされながらも、ほぼそのまま残されており、東京からのアクセスも良好なので、休日や大型連休には、大勢の観光客が訪れる。また、昔懐かしい駄菓子屋なども多数店を構えており、子どもから大人まで楽しめる。街の中心部に聳える「時の鐘」をはじめ、多くの建造物が国の登録有形文化財にもなっていることから、街全体が観光名所といっても過言ではない。
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さて、そんな小江戸川越ではこの春、新たなイベントの開催が予定されている。それが、「第1回 小江戸川越まちかどモーターギャラリー」なるもの。「モーター」と「ギャラリー」の文字を見てピンときた人はご名答。
そう、この歴史ある街にクルマを展示するというものだ。
イベント内容としては、川越の観光エリアを中心とした歴史ある街並みを背に、価値あるクルマを調和させ、川越の新しい風景を創造しながら、川越に観光に訪れた人たちに、クルマにも興味を持ってもらいたい……というモノ。出展車両のオーナーたちと、訪れた人たちが交流できるようなイベントを目指しているという。
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展示エリアは6ゾーンに分かれており、それぞれのエリアがテーマを持っているのも、このイベントの特徴だ。
現在考えられているエリアは以下の6つ。
・エリアA 蓮馨寺
・エリアB 大正浪漫夢通り、連雀町繁栄会通り
・エリアC コエトコ(立門前通り)
・エリアD りそなコエドテラス
・エリアE 川越城本丸御殿
・エリアF 川越市立博物館
川越の街並みのマッチングも考え、展示されるクルマが1975年以前に作られた旧車、クラシックカーとなっている点もこのイベントのポイント。さらに、ホンダの協力もあり、F1マシンの展示も行われるという。車両は、1988年に16戦で15勝を挙げた伝説の1台、マクラーレン・ホンダ MP4/4となる予定だ。エリアDを予定しているとのこと。
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そのほか、エリアEには1928年製のロールスロイスを展示するそうだ。もしかすると、博物館でしか見ることができないようなクルマがやってくるかもしれない。
会場ではクルマに関するグッズや、WRC関係のグッズも販売される予定だ。今度の追加情報などは以下のURLから確認してほしい。
https://www.coedo-mobile.club/
開催日は、2025年5月11日(日)10時~16時(※雨天決行、悪天の場合は中止もあり)。
クルマを見るだけでなく、小江戸観光などで1日中楽しめること間違いなしのイベントとなっているので、クルマ好きは要チェックだ。