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充電カラッカラで急速充電器にたどり着いたらカードないじゃん! 充電カードを忘れたときの対処方とは?

充電カラッカラで急速充電器にたどり着いたらカードないじゃん! 充電カードを忘れたときの対処方とは?

この記事をまとめると

■EVを自宅以外で充電する際は充電カードが必要だ

■忘れた場合はアプリなどで決済できるようになっているが現金はほとんど使えない

■充電カード以外で決済すると割高になる傾向にある

充電カードを忘れた! ……どうすればいい?

 出先で急速充電をしようとしたら、充電カードを忘れたことに気づいた。その場合、どうすればよいか?

 全国に急速充電網を展開するe-Mobility Power(イー・モビリティ・パワー)の例では、ビジターとしてQRコードの読み取りから行う方法があり、もうひとつ再度ビジターとして充電する可能性がある場合にはアプリケーションをダウンロードして使う方法が紹介されている。いずれの場合も、支払いはクレジットカードによるので、現金で利用することはできない。

 QRコードを利用してというのは、1回だけ臨時の場合に適しているだろう。さらにアプリケーションをダウンロードする方法は、長距離の移動で、途中何度も充電カードなしに急速充電を必要とする際に向いている。

 使い方としてはまず、QRコードを使う段取りについて。充電器からコネクターを外し、車両の充電口に差し込んでから、スマートフォンでQRコードを読み取る。1回のみであればアプリケーションのダウンロードはしないので、アプリを開くではなく、「いいえ」を選択し、充電開始にスワイプし、個人情報の入力を行う。途中で充電を止める際には、スワイプで、停止にする。

 複数回のビジター利用が想定され、アプリケーションを利用する場合は、QRコードを読み取るところまでは同じで、iPhoneであればAPP Storeで、e-Mobility Powerのアプリケーションを入手する。アンドロイドならそのままアプリケーションで「開く」を選択し、インストールする。

 そして、アプリケーションを開き、充電開始にスワイプする。すると、個人情報の確認が行われ、充電できるようになる。

 操作方法や、故障、異常などに関して、充電器には、お客様相談窓口の電話番号が記されているはずだ。24時間365日対応している。

 ただし充電の電気料金は、充電カードの利用に比べ高くなる。

 それでも、充電カードの場合は、電気代金のほかに月額料金が掛かっているので、緊急時の対応として電気代が高くなる傾向となるのはやむを得ないだろう。

 逆に考えれば、通常は自宅や仕事先などで普通充電すれば間に合っていて、ごくたまに遠出するという使い方の場合、急速充電しない月もあるかもしれず、月額料金が掛かる充電カードをもたないで、ビジター料金で都度払いしたほうが安上がりという人もいるだろう。

 万一の備えは以上だが、安心という点においては、遠出の際に利用する機会の多いETCカードと一緒に充電カードを準備する、あるいは保管するようにしておけば、充電カードを忘れる懸念は減るはずだ。

 いずれにしても、現金決済はできないので、クレジットカードは必携ということになる。

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