ハイパワーモデルだって狙える!
マツダRX-8
ロータリーエンジンを搭載するRX-7はもはやおいそれと手を出しにくい価格となっているが、同じロータリーエンジンを搭載するRX-8なら、まだまだ100万円を切る価格で手に入れることができる。
RX-8はクーペスタイルではあるがリヤドアを備えた4ドアとなっており、Bピラーが備わらない(実際にはドアにビルトインされている)観音ドアとなっている。また、エンジンもロータリーエンジンではあるが、RX-7のようなターボではなくNAとなっている。そのためスポーツ度は低いと思われがちだが、じつはスポーツカーとしての戦闘力は侮れないハンドリングマシンとなっているのだ。
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中古車としてはMT車でも50万円を切るものもあるほど低価格だが、ハイパワーな6速MTとは別に、ベーシックな5速MTモデルも存在するので、価格だけでなくどちらを狙うかも決めておきたいところだ。
また、ロータリーエンジンは過去のオーナーのメンテナンスによって調子が大きく変わってくるため、価格だけでなくロータリーエンジンに造詣の深い店舗で買うことも大切だ。
日産フェアレディZ(Z33)/スカイラインクーペ(V35)
FRレイアウトであり、長らくテンベストエンジンに選出され続けてきたVQ型の3.5リッターV6エンジンを搭載していたZ33型フェアレディZとV35型スカイラインクーペ。どちらも同じプラットフォームを使用するが、2シーターのフェアレディZに対し、4座のスカイラインクーペはホイールベースが長く、ややラグジュアリーなキャラクターとなっていた。
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また、フェアレディZは2005年9月の改良で280馬力から294馬力にパワーアップし、2007年1月からは313馬力のVQ35HR型エンジンになっているが、スカイラインクーペは280馬力のままという違いがある。
そのため、どちらも100万円以下から狙うことができるものの、フェアレディZのほうが高めで、スカイラインクーペの方が安価で低走行のものを見つけることができる。
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ただ、MT車の台数はフェアレディZのほうが多いという差異があるので、好みや予算によって選べばいいだろう。