『新プロジェクトX』はホンダF1特集! 30年ぶりの世界一を獲った舞台裏のアツい物語はファンのみならず必見

この記事をまとめると

■NHKの『新プロジェクトX〜挑戦者たち〜』でホンダF1挑戦の歴史を特集

■2021年のF1世界一の舞台裏にある技術者たちの奮闘と復活劇を秘蔵映像で紹介

■放送は2025年4月5日(土)午後8時から

30年ぶりの世界一への軌跡を追う

 2025年4月5日(土)の午後8時より、NHKで放送されるテレビ番組『新プロジェクトX〜挑戦者たち〜』において、「走れ 挑戦の魂〜F1 30年ぶりの世界一〜」と題した、ホンダのF1への挑戦が取り上げられる。

 かつて本田宗一郎が掲げた夢から始まったホンダのF1挑戦。1960年代にその第一歩を踏み出し、ホンダは「世界一のクルマを作る」という強い信念を胸にF1活動を続けた。その情熱は時代を越えて受け継がれ、1980年代にはアイルトン・セナを擁して黄金期を築き、最強の座に君臨した。しかし、栄光の時代は長くは続かなかった。1990年代以降、ホンダのF1活動は困難を極め、日本の製造業全体が苦境に立たされるなかで低迷を続けた。

 ホンダが再びF1の頂点を掴んだのは、2021年のことである。30年ぶりとなるこの快挙は、Red Bull Racing Hondaのマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズチャンピオンを獲得した瞬間に成し遂げられた。

 ホンダにとって、この優勝は単なる栄冠ではなく、かつての輝きを取り戻すと同時に、技術者たちの努力が実を結んだ証であった。

 その復活を支えたのは、新世代の技術者たちと、かつて日本一売れる軽自動車を生み出した「伝説の男」である。異なる世代、異なる経験を持つ者同士が衝突し、意見を戦わせながらも、共通の目標に向けて技術を磨き上げていった。

 番組では、ホンダF1復活の立役者たちがどのように困難に立ち向かい、夢を実現したのかを秘蔵映像とともに描き出す。

 ホンダのF1参戦は、単なるモータースポーツ活動ではなく、日本が世界に挑む象徴であり、数々の困難を乗り越えたその歴史は、挑戦の魂そのもの。技術者たちの熱い魂を感じられる貴重なこの番組は、F1ファンのみならずとも見逃し厳禁だ。

「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜 走れ 挑戦の魂 〜F1 30年ぶりの世界一〜」

■放映日:2025年4月5日(土)

■放映時間:午後8:00〜8:50(50分)


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