この記事をまとめると
■ホンダが新型プレリュード・プロトタイプのインテリアを初公開した
■水平基調のデザインを採用したインパネは上質さを感じさせる仕上がり
■リヤシートを倒せばふたりぶんの旅行バッグぐらいは余裕で積載できる空間が登場する
ほとんど生産車両と同じなプレリュードを公開
2025年秋にも発売が予定されているホンダの次世代スペシャリティクーペ、新型プレリュード。すでにコンセプトモデルが一般公開され、開発車両のメディア試乗会も行われているが、今回はホンダ関係者が『限りなく生産車両に近い』と語るプロトタイプ車両が披露された。
ホンダ・プレリュードのフロントスタイリング画像はこちら
ボンネット下に潜むパワートレインの詳細については明らかにされなかったが、プレスラインの少ない美しいボディラインが特徴的な外観や、機能性と実用性、そして開放感を高次元で両立させたコクピットまわりなど、まさにオトナのクーペといった印象だ。さっそく、その仕上がりを見ていこう。
今回、披露された新型プレリュードのプロトタイプ車両は、今年1月の東京オートサロンで披露されたカスタムパーツ装着車ではなく、内外装とも標準仕様。乗員スペースが車体中央からやや前よりに位置するキャブフォワードのデザインを採用しており、リヤにも小ぶりながら2名が乗車可能なシートが備わる。
ホンダ・プレリュードのリヤスタイリング画像はこちら
歴代プレリュードに受け継がれてきたデザインに「ロングノーズ」そして「独立したトランク」だが、新型プレリュードでは横一文字のテールレンズ下から大きく開くテールゲートを備えたハッチバックとなっており、いずれも新世代のスペシャリティクーペらしさを感じさせる。
このエクステリアを開発する際、コンセプトとして掲げられたのは「GLIDING CROSS STANCE」なる言葉とのこと。クーペというと、戦闘機のように優れた運動性能を周囲に誇示するようなデザインが想起されがちだが、新型プレリュードでは自然の風を利用して大空を滑空するグライダーのような、滑らかなテイストを大切にしたという。
ホンダ・プレリュードのサイドビュー画像はこちら
また、かつてのプレリュードといえば「デートカー」という言葉が連想されるほど、20〜30代の男性から高く支持されたモデルだが、新型では子育てがひと段落した50〜60代のシニア層にも目を向けている。
いい換えれば、これはかつてプレリュードに胸を躍らせた世代でもあるけれど、あらゆる年齢層に対して「どこまでも行きたくなる気もちよさ」、そして「非日常の空間や時間におけるときめき」を感じさせることを目指したという。