純正アクセサリーによるカスタマイズも楽しみのひとつ
インテリアに目を向け、前席に着座すればボンネット裏とワイパーが視界に入らないすっきりとした斜め前方を含むクリーンな視界がうれしい。そして、先代の2段構えのセンターモニターを廃止。レヴォーグからの11・6インチの縦型大型センターインフォメーションディスプレイ+インフォテイメントシステム、ナビゲーション機能、ETC2.0までが標準装備され、新世代フォレスターであることを強く実感させてくれるのだ。
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室内のパッケージング(広さ)は先代と同等だというが、前各席の内側ショルダー部分のみ1cm削ることで、乗員が横を向く、後ろに振り返る動作がしやすくなったことも、実用上のメリットといっていい。
テールゲート裏側までデザインされたラゲッジルームはフロア部分の寸法は先代同等。エクステリアデザインの関係でサイドウインドウ部分がハの字に倒れ込んでいるため容量そのものは減少しているものの、使い勝手面で先代に劣ることはないと説明される。
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具体的なサブトランク(床下)を含めた容量は新型DIT 512リットル、S-HV 485リットル、先代DIT 520リットル、M-HV 509リットルだ(VDA方式)。なお、ストロングハイブリッドモデルにはAC100V/1500WコンセントもOPで用意されている。
新型フォレスターのEXグレードにアイサイトXが装備されたことはすでに説明しているが、安全性も大きく進化。とくにフォレスター最大の仕向け地である北米仕様にない世界初のサイクリスト対応歩行者用エアバッグの搭載が大きな目玉。フロントウインドウに凹型に展開するエアバッグだが、左右のAピラーを覆う部分を長くすることでサイクリストに対応しているという。
新型フォレスターでは純正アクセサリーにも気合が入っている。顔つきの印象をガラリと変える一体型フロントグリル、ドアパンチ防止だけでなく、ロープを付随させることでアウトドアでの使い勝手を広げるボディサイドプロテクター各種のほか、富士山を含む10種類の(日本9+アメリカ1)名山をモチーフにしたデカール、相当数のユーティリティフック、そしてフォレスターでアウトドア、車中泊を楽しむ際に絶好のリヤシートバックエクステンション、折り畳み式マットなど数々のアクセサリーが用意されている。
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ちなみにリヤシートバックエクステンションを使うことでベッド長は185cmまで拡大(なしではフロア長155cm)。大人でもゆったりと横になることができるようになる!
新型フォレスターは車両に対する満足度が得られるだけでなく、純正アクセサリーによるカスタマイズも大きな楽しみになるということだ。
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なお、肝心の価格については、X-BREAK(ストロングハイブリッド)が先代に対して税込み約88万円高、SPORTが先代に対して税込み約55万円高と説明されている。けっこう高くなったな……とも思えるが、X-BREAKの場合、ストロングハイブリッド化だけでなく、アイサイトの機能向上、前側方警戒アシスト、11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイ+インフォテイメントシステム+ナビ機能(ここは大きい)、ETC2.0車載器、スバルスターリンク、デジタルマルチビューモニター、サイクリスト対応歩行者用エアバッグなどまで備わるのだから、それらがなかった、あるいはオプションだった先代との実質的な値上げ幅は縮まると考えていいだろう。
もちろん、ストロングハイブリッドモデルなら、スバルの正統派SUV史上、フォレスター史上最上の燃費性能も手に入ることになる。