この記事をまとめると
■待望の新型フォレスター日本仕様のプロトタイプがついに公開された
■顔つきに厚みを増して迫力UPすることでこれまで以上にスタイリッシュな外観となった
■新型フォレスターにはさまざまな純正アクセサリーが用意される
待ちに待った6代目フォレスターの日本仕様公開
1997年2月に初代が登場したスバル・フォレスター。当時のキャッチコピーは250馬力の2リッターターボエンジン搭載もあって「RVがスポーツの走りを手に入れた」「スポーツビークル・フォレスター誕生」であった。その6代目となる、待望の進化した新型の国内仕様が今春、発売されることになった。ここではそのプロトタイプの概要をお伝えしたい。
スバルの正統派SUVとして君臨してきた新型フォレスターは「デザインからスタートした」といわれる。その背景には、国内、世界ではこのクラスの競合ライバルがひしめき、意外かも知れないが、ここ日本においては40歳以下のファミリー層が主なユーザーなのである。つまり、新型にとって若い世代に訴える、カッコよさは必須でもあったのだ。
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実際、2018年に発売された先代と比べ、どこから見てもデザインの進化、カッコよさは歴然。とくにスバルならではの水平対向エンジンの搭載で高さを抑えられるはずのボンネット、顔つきは厚みを増し、迫力UP。なおかつこれまで飛び出ていたヘッドライトを内側に収め、すっきりとした水平基調のショルダーライン、横一直線のリヤコンビランプなど、新しさ、スタイリッシュさは一目瞭然。
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フォレスター初のブラックルーフとなる2トーンボディの新採用も、新型フォレスターのスタイリッシュさに拍車をかけている。
ボディサイズにしても、先代比で全長、全幅で15mm増えただけで(全長4655mm、全幅1830mm。全高1730mmは不変)、日本の路上でも扱いやすいサイズの範疇にある。最小回転半径が先代同様の5.4mとなっているのも扱いやすさのポイントとなるはずだ。
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新型フォレスターは、レガシィアウトバッグなきあとの、国内での事実上のスバルの最上級車種となるものの、そうした最小限のボディサイズの拡大、最小回転半径の維持は、まさにスバルの良心と受け取れる。
基本部分はスバルグローバルプラットフォーム+インナーフレーム構造を採用し、駆動方式はもちろん、全車スバル自慢のシンメトリカルAWD。パワートレインはクロストレックにいち早く搭載されたキモ入りの2.5リッター直噴エンジン+2モーターのストロングハイブリッド=e-BOXER、そしてレイバックにも採用されている水平対向1.8リッター直噴ターボ”DIT”の2種類が用意される。
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モデルラインアップは、ストロングハイブリッドとなるプレミアム(フォレスター初の19インチタイヤ)、X-BREAK(18インチタイヤ)、そしてDIT搭載のSPORT(18インチタイヤ)の3タイプとなる。また、アイサイトXが標準装備されるEXも上級グレードとして用意。高速道路での渋滞時ハンズオフアシスト、アクティブレーンチェンジアシスト、カーブ前減速制御などのスバル最新の先進運転支援機能の恩恵を受けることができるのだ。
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「スバルは走りや走破性、安全性能、運転支援システムこそ抜群なものの、燃費がねぇ……」と、二の足を踏んでいたユーザーにとって、プレミアムとX-BREAKのストロングハイブリッドがもたらす燃費改善はうれしすぎるニュースになるはずで、燃費性能は先代のマイルドハイブリッドの14.0km/Lから一気に約25%向上となる18.8km/L(18インチタイヤ同士の比較/WLTCモード)を達成しているのだから鬼に金棒ではないか。
加えて、燃料タンク容量を先代e-BOXERの48リットルから63リットルに増やしたことで、ストロングハイブリッドの場合、1回のガソリン満タンで1000kmを超える無給油走行を可能にしているのだ。