そういや高速道路の工事作業員ってトイレはどうしてる? 意外と知らないトイレ事情の歴史 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■高速道路では日々さまざまな工事が行われている

■工事の途中に作業員が高速道路上を移動することは困難だ

■トイレに行きたくなったときはどうしているのだろうか?

高速上を簡単に移動することはできない

 道路の車線を規制して、さまざまな工事が途切れることなく行われている。そこには工事作業員や交通誘導員など、多くの人たちが長時間にわたって作業を行なっているのだ。そこで、ひとつ気になるのが彼らのトイレ事情。一般道路であれば、公衆トイレや近隣の商業施設を利用することもできるだろう。もちろん、商業施設には事前に根まわしをした上での話だ。

 しかし、高速道路となればそう簡単にはいかない。基本的に、サービスエリア(SA)かパーキングエリア(PA)にしかトイレはないが、工事区間は必ずしもその近くとは限らない。じつは、料金所が近ければ職員用のトイレがあるため、そこを利用することは可能なのだという。ただ、こちらも工事区間がそこにかかっていることが少ない。仮にSA、PA、料金所が工事区間に近かったとしても、規制帯内でなければ危険なので、歩いて移動することはできないのだ。

 かなり以前には、小用をクルマの陰に隠れて行うなどといった人もいたそうだが、現在は通行車両にドライブレコーダーが装備されているから、万一そのような姿が記録されてSNSに挙げられるようなことがあれば、大炎上をすることは間違いない。それ以前に、モラル的な問題として、いまでは固く禁じられている。


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