スマホが凶器になる現代! 減るどころか増えているトラックドライバーの「ながらスマホ」は人生を終わらせる危険すぎる行為だった (1/2ページ)

この記事をまとめると

■大型トラックによる追突事故が多発している

■原因のひとつにスマートフォンの使用が挙げられる

■運転手による「ながらスマホ」が増えている理由を考察

SNSの普及により追突事故が増えた

 クルマは急に止まれない。これはおなじみの交通標語であるが、昨今では大型トラックによる追突事故が多発しており、大きな被害を生み出している。

 荷物を積んだ大型トラックは、車重があるため乗用車のようにブレーキが利かない。そのため、早めの減速が必要となるのだが、大型トラックはドライバーの目線が高いため、前方の確認がしやすい。そのぶん渋滞にも早めに気づけるはずなのだが、なぜか追突してしまう事故が多いのだ。

 その理由はたくさん存在するのだろうが、最近ではスマートフォンが原因となっているケースが多いように思えてならない。単調な高速道路を走行していると気が緩みがちになってしまい、眠気を誘発する。それは今も昔も変わらないのだが、スマートフォンやSNSが定着した近年になって、追突事故が増えたと感じられるのだ。

 眠気と戦うためにスマートフォンを手にしてしまうという気もちも、わからないでもない。しかしそれはとても危険な行為であり、もちろん立派な交通違反である。

 しかし、座席が高い大型トラックのドライバーがスマートフォンを手にとっていても、周囲から確認はしにくい。そのため、思わず手にしてしまうのだろうが、近年ではSNSでの交流も盛んに行われているため、高速道路でSNS仲間とすれ違うと連絡を取り合うという風潮もある。そのような楽しいはずのコミュニケーションツールが事故を誘発しているケースも、残念なことに発生しているのだ。


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