考え方を変えればストレスフリーで燃費もアップして安全性も向上といいことづくめ! 高速で大型トラックの「後ろについて走る」がオススメなワケ (1/2ページ)

この記事をまとめると

■日夜、たくさんのクルマが走行する高速道路

■追い越し車線を走り続ける乗用車に出くわすことが多い

■今回おすすめしたいのが大型トラックの後ろを走ることだ

追い越し車線を走り続けるクルマが多数

 日夜、たくさんのクルマが走行する高速道路。有料道路であるにもかかわらず、高速道路を愛用しているひとは多いだろう。そんな高速道路を走行していると、なぜか追い越し車線を走り続ける乗用車に出くわすことが多い。それも単独ではなく短い車間距離で団子状になっていることが多いため、見ているこちら側がヒヤヒヤしてしまう。一体、なぜそんなに先を急ぎたいのだろうか。

 大型トラックやバスなどは当然のごとく仕事として高速道路を走行しているため、少しでも先を急ぎたい気もちはよくわかる。定められた時間どおりの運行が求められているからだ。当然、乗用車で仕事をしている人もいるだろうが、サンデードライバーの香りが漂うファミリーカーであっても、追い越し車線をかっとんでいる傾向にあるのだ。

 それもそのはず。運転に不慣れな人ほど他車の流れに合わせようとする気もちが強くなる。自身が何km/hの速度で走行しているか把握できていないため、前走のクルマに速度を合わせてしまうのだ。そのため、車間距離は短くなり、団子状となってしまう。その流れは夜間になるとより強くなり、自然とクルマの集団ができてしまうのである。そこで事故が起きれば、被害はより大きなものとなる。

 急ぎたい気もちもわからないでもないが、事故を起こしてしまえば元も子もない。楽しいはずの旅行が台なしになったり、大切な家族を傷つけてしまうことにもなりかねない。安全はすべてに優先するとはよくいったもので、一定の速度で安全運転をしているほうが正確な時間に目的地へと到達でき、肉体的や精神的疲労も少ない。少ない車間で前を走るクルマについていくという限り、車間が詰まったり前のクルマがブレーキを踏むと慌てて減速しなければならない。危険で恐怖がつきまとうため、自身に与える負担は大きいのだ。


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