この記事をまとめると
■レースウィークはサーキットにカンヅメとなるプロドライバーの普段の生活を聞いた
■レーシングドライバーはレースがないときでもトレーニングしていることが多い
■スポンサーへの挨拶まわりやイベント出演などかなりハードな日々を送っているようだ
レーシングドライバーは普段は何してる?
国内最大級の人気を誇るスーパーGTのほか、アジア最速のスーパーフォーミュラなど、国内トップシリーズで活躍する日本のプロドライバーたち。チームに雇われている彼らプロドライバーは、週末はサーキットを訪れ、チームのマシンでレースを戦っているが、そもそもウィークデーやレースのない週末は何をしているのだろうか?
サーキットでレースに参戦している山野哲也さん画像はこちら
というわけで、3月21〜23日、スーパー耐久シリーズ第1戦の舞台、モビリティリゾートもてぎで数名のプロドライバーを直撃。レーシングドライバーのレース以外の仕事内容をクローズアップしたい。
まず、最初に直撃したのが、GR Team SPIRITのBドライバーとして104号車「GR Yaris DAT Racing Concept」を武器にST-Qクラスに参戦した山下健太選手だ。
GR Team SPIRITの山下健太選手画像はこちら
ご存じのとおり、山下選手はスーパー耐久に加えて、スーパーGTやスーパーフォーミュラでも活躍するプロドライバーで、山下選手によれば「だいたいレースウィークは木曜日から日曜日までサーキットにいますよね。で、月曜日から水曜日にはスポンサーのイベントやトークショー、テレビ番組の収録とかが入ってくるので平日であっても忙しいですよ」と語る。
GR Team SPIRITの104号車「GR Yaris DAT Racing Concept」画像はこちら
さらに「本当に何もない日は家にいますが、シーズン中はあまり休めないですね。家にいれるときもジムにいったり、シミュレーターをやったりと次のレースに向けて準備をしています」とのことで、なかなかハードな日々といえるだろう。
また、TEAM ZEROONEのBドライバーとして、25号車「raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4」でST-Zクラスに参戦した松田次生選手も、スーパーGTで活躍するプロドライバーとして知られている。
TEAM ZEROONEの25号車「raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4」画像はこちら
彼もまたレース出場のほかにも多くの業務をこなしているようで、「レースがない日はジムでフィジカルのトレーニングをしたり、クルマに乗ってドライビングのトレーニングをしたり、シミュレーターなどもやっています」
TEAM ZEROONEの松田次生選手画像はこちら
「あとはスポンサー関連のイベントやメディアの取材などにも対応しているので、レース以外の仕事も多いです。シーズン中は必ずどこかで仕事をしていますね。ゆっくり休めるのは正月の三が日ぐらいですかね」と語っている。