
この記事をまとめると
■カーブミラーは自治体や企業が清掃していることが多いため汚れている場合もある
■標識や信号機は国交省や業者が定期的に点検・清掃している場合が多い
■交通を支える標示物がキレイに保たれている裏側にはさまざまな人の尽力がある
道路は清掃してるのにミラーはやらないの?
山奥の道を走っていると見かけることがある、苔だらけのカーブミラーや標識たち。しかし、幹線道路や高速道路など、主要道路のカーブミラーや標識などはキレイに保たれていることが多いです。カーブミラーや標識などはいつ誰が清掃しているのでしょうか。
カーブミラーは地域の人が清掃している場合が多い
山奥だけでなく、見とおしが悪い場所などさまざまな場所に設置されているカーブミラーは、キレイになっている場所もあれば、汚れたままになっていたり苔だらけになっていたりする場所もあります。
このカーブミラーは、自治体や企業の方々が清掃している場合が多いです。そのため、キレイになっているカーブミラーと汚れたままのカーブミラーが存在してしまうと考えられます。
たとえば、とある企業の地域貢献活動のページを見てみると「カーブミラー清掃」というタイトルのページがあり、カーブミラーの清掃をしたことを報告しています。
清掃の方法は、脚立に登って拭いたり長さのある棒を使って清掃したりするなど、方法はさまざまです。ただ、いずれの方法であっても鏡面を傷つけないよう、慎重に清掃しています。
標識の清掃は定期的に行われている場所もある
道路を走行する際に必要となる情報を表示している道路標識は、国土交通省や業者が行っている場合が多いです。
国土交通省によると、標識を良好な状態に保つために、適宜巡回点検を行い、汚れた標識の清掃や補修を行っているとのことです。
また、時間によって規制が変わるタイプの標識など制御装置が組み込まれている標識は、業者が保守点検と合わせて清掃しています。
ただ、国土交通省や業者だけでは、すべての標識を清掃することはできません。そのため、自治体や企業の方々が標識を清掃することもあるようです。
信号機は保守点検と合わせて清掃されることが多い
24時間365日、絶え間なく動きつづけている信号機の清掃は、業者が保守点検をするときに行っている場合が多いです。信号機は交通整理において重要な役割を担っているため、清掃は業者が行う場合がほとんどです。
交通を支える標示物はさまざまな人の協力でキレイになっている
ここまで解説してきたように、カーブミラー、標識、信号機など、交通を支える表示の清掃は、自治体、企業、業者など、さまざまな人の協力によってキレイになっています。
そのため、地域貢献の一環として何かを始めたいというときは、カーブミラーや標識の清掃から始めてみるのもいいかもしれません。
ただ、清掃中は交通の妨げになる可能性があるため、地域貢献としてカーブミラーや標識の清掃をしたいときは道路管理者等にその旨を伝え、許可を取ってから実施しましょう。