現行型スープラの集大成の発売で終了までのカウントダウンがはじまる! 特別仕様車「GRスープラ A90 Final Edition」の抽選受付を開始

この記事をまとめると

■現行型スープラは特別仕様車「GRスープラ A90 Final Edition」の発売をもって生産を終了する

■特別仕様車「GRスープラ A90 Final Edition」の販売権の抽選受付を開始

■スープラRZグレードは一部改良を実施

6年間の集大成となる最終進化形

 トヨタのマスタードライバーを務めるモリゾウこと豊田章男会長の「ニュルブルクリンクでの運転訓練で長い時間を一緒に過ごした、自分にとって『特別な旧友』のような存在」という熱い想いを受け、2019年に約17年ぶりに復活を果たしたスープラ。そんなスープラは、先日発表された「GRスープラ A90 Final Edition」をもって、生産終了となることがアナウンスされている。

 この特別仕様車「GRスープラ A90 Final Edition」は、現行型スープラの集大成として、エンジン出力・トルクを向上させるとともに、ブレーキやボディ剛性を強化。レーシングカーに多く採用されるKW社のサスペンションシステムやハイグリップタイヤを採用するなど、走りに関するさまざまな要素をアップグレードした究極・最高の性能・仕様を実現したモデルになっているという。

 ファンにとって、この「GRスープラ A90 Final Edition」がいつ発売されるかは最重要事項となっていたに違いない。そしてこの度、ついに「GRスープラ A90 Final Edition」の発売に関する発表が、トヨタからなされてしまった。

 これによると、「GRスープラ A90 Final Edition」は、2025年3月21日から全国のGR Garage店頭にて抽選を開始し、日本では150台を限定発売するという。受付期間は4月13日までで、当選の発表は5月9日(金)を予定しているとのことだ。

 なお、スープラは、RZグレードも一部改良することが発表された。一部改良モデルでは、市街地からワインディング、サーキットまで存分に走りを楽しめるよう、「さらなる一体感のある走り」を追求しており、ブレーキ性能を向上させたうえでボディ・サスペンション・シャシー剛性の向上およびチューニングの最適化、空力性能の改善を実施しているという。

 特別仕様車「GRスープラ A90 Final Edition」の価格は1500万円、RZグレードの価格は6MT・8ATともに800万円となる。

 約17年ぶりに復活し、約6年間に渡って進化・改良を続けてきたスープラ。その集大成となる「GRスープラ A90 Final Edition」は、ファンにとっては待望の1台であり、現行A90型を手に入れるラストチャンスとなる。この機会を逃したら一生後悔することは間違いなさそうだ。


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