
この記事をまとめると
■大阪オートメッセにワンオフマフラーが得意な神奈川の「SENSE」が出展
■デモカーの200系クラウンには12本のマフラーが備わっている
■見た目だけでなくドリフト走行で使用できるポテンシャルも有している
話題になったド迫力クラウンが大阪に出陣
2025年の2月7〜9日に大阪港湾地域のインテックス大阪で開催された「大阪オートメッセ2025」。記録的な大寒波に見舞われるなかで3日間の合計で19万人以上のカスタムカー好きが来場し、会場は熱気を伴う賑わいを見せていました。
ここでは、多くの出展車両のなかから、筆者がとても興味を惹かれた車両を紹介していきたいと思います。
それが、多くのカスタム車両が並ぶ一角に、1台だけ通路にテールを向けて展示してあった車両です。その車両は映画「トランスフォーマー」に出てきそうな、メカメカしさの雰囲気が特徴の車両でした。
■大胆な造形で自社の技術力をアピール。しかも実動のマフラーだった!
テールの10本とサイドに備わる2本の計12本もマフラー出口を備えた、まるで未来のロボットのような雰囲気のこの200系クラウンを製作したのは神奈川の「SENSE」。「SENSE BRAND」という、マフラーのワンオフ製作を得意とするブランドを展開するカスタムパーツメーカーです。
デモ車両であるこの200系クラウンは、ワンオフのマフラーを製作する職人たちのワザをアピールする目的で製作された車両です。
ポイントは、ただ造形を見せるハリボテではなく、すべてのマフラーがすべて機能するよう作られているという部分でしょう。エンジンを稼働させると、12本のマフラー出口からわずかな煙をともなった排気と、見た目どおりの勇ましい音が発せられます。
この車両はドリフトを楽しむ車両として作られていて、WEBサイトに行くと走行する動画などが掲載されているので、その排気音やドリフトの走りを確認できます。