4枚跳ね上げドアもビックリだけどもっと凄いのはペイント! 塗装職人が仕上げたアメ車がもはや美術館に飾りたいぐらい芸術!! (2/2ページ)

技術もセンスも超一流!

 このソウルペイントは何重ものマスキング作業と、エアブラシやフレーク塗装、シルバーリーフなどを組み合わせた手の込んだ工程と技によって仕上げられたもので、その複雑な工程には想像以上の時間が費やされたことでしょう。そして、さまざまな手法を組み合わせながら、落ち着いた雰囲気にまとめ上げた構成のセンスにも感心させられます。

 サイドにはブラックの部分に、上面とはややテイストが異なるスピード感を演出するソウルペイントが施されています。

 シルバー基調のストライプ部分には、モノトーンで単調な印象にならないように色味を加えた線を入れてアクセントにしたり、広い面には幾何学的な縞模様をあしらったり、じっくり観ても飽きさせない工夫が見て取れます。その上下にはピンストライプを入れ、繊細な要素も見逃せません。

 ヘッドライトまわりにはシルバー系のグラフィックがまわり込んで表情を引き締めています。そしてよく見ると、内側にもリーフ模様が施されていました。

 複雑な表情を見せるカスタムペイントに合わせて、ホイールは大径のビレットタイプをチョイス。ディスク部外周の面にはカービングによるリーフ模様が見えます。


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往 機人 OU AYATO

エディター/ライター/デザイナー/カメラマン

愛車
スズキ・ジムニー(SJ30)※レストア中
趣味
釣り/食べ呑み歩き/道の駅巡りなど
好きな有名人
猪木 寛至(アントニオ猪木)/空海/マイケルジャクソン

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