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こんなん出たらバカ売れ確実でしょ! 「ミニのミニバン」コンセプト「アーバンノート」のおしゃれさが突き抜けてる!! (2/2ページ)

こんなん出たらバカ売れ確実でしょ! 「ミニのミニバン」コンセプト「アーバンノート」のおしゃれさが突き抜けてる!!

この記事をまとめると

■一大ファミリーを築くMINシリーズにはかつてミニバンが提案されたことがあった

■コンセプトカー「MINI ヴィジョン・アーバノート」は独自の世界観をもつ魅力的なミニバンだった

■もしかしたら今後の計画として着々と進行している可能性に期待したい

MINIからミニバンの提案「アーバノート」

 近ごろのクルマは同じプラットフォームを使って、モデルのバリエーションを増やす手法が主流です。とりわけMINIは上手にバリエーションを増やし、一大ファミリーを築き上げているといっても過言ではないでしょう。ベーシックの2ドアハッチバックを中心に、5ドア、カブリオレ、クーペ、ワゴン、そしてSUVまでのラインアップは、選ぶ楽しみどころか困惑まで誘うものかと(笑)。

 しかも、以前はMINIのミニバンまで企画されていました。コンセプトモデルに終わってしまったものの、これが加わっていればMINIファミリーはさらに充実していたかもしれません。

 2021年、MINIがコンセプトカー「ミニ・ヴィジョン・アーバノート(MINI Vision Urbanaut)」をロサンゼルスで公開しました。その1年前にはバーチャルモデルとしてCG製作によるアーバノートが発表されていたので、目にされた方もいらっしゃるかと。

 ご覧のとおり、顔つきこそMINIっぽいけど、ボディが膨らまされてグラスエリアも拡大しているせいか、別物の印象もあります。それでも、MINIのコンセプトのひとつ「空間の賢い使い方」を思い出すと、将来のモビリティらしさ、そしてMINIの進化を見出すこともできるでしょう。

 アーバノートは全長4460mmというのもMINIの範疇で、自動運転機能を搭載したEVというのがコンセプトカーらしいポイント。スタイリングそのものはMINIのサイズ感を優先したミニバンで、室内空間は驚くほどに最大化されています。そして、移動できる都会のオアシス、ごくプライベートな空間の創造こそがアーバノートに課せられた機能。

 当時のMINIのデザイン責任者、オリバー・ハイルマーが、「私たちは、アーバノートにおいて、車内の利用可能な表面積を占有面積との関連で見直し、さらに増やすことができました」というように、エクステリアから表現されているようにインテリアも画期的。

 エントリーはサイドのスライドドア1枚ですが、ルーフにまで切れ込んだ開口部のおかげで乗り降りも便利そう。

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