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一度手を出すと沼ること確実! もはや大人の一大趣味「ミニカー」収集の世界と始め方 (2/2ページ)

一度手を出すと沼ること確実! もはや大人の一大趣味「ミニカー」収集の世界と始め方

この記事をまとめると

■ミニカーを集めるハードルは意外と高い

■ミニカー収集は集めるジャンルや車種を決めることで無駄な出費を抑えることができる

■あくまでも趣味の世界なのでガチ勢になる必要性はない

集める対象を決めることがミニカー収集には必要!

 ミニカーを集めてみたいけれど、何となくハードルが高そう……。どこから手を付けたらいいかわからない。そう思うのも無理もありません。

 何しろ日々、何十種、何百種類という新製品が発売されるカテゴリーです。難しく考えず、まずは「これは手もとに置いておきたい!」というミニカーを見つけたら、思い切って買ってみましょう。そこから物語が動きはじめますから。

 では、ミニカーのコレクションってどうやって集めるのが最適解なのか、について考えてみました。

1)メインで集めるジャンルや車種、テーマなどを決める

 歴代の愛車、憧れのメーカーやモデル、好きなレーシングドライバーやチームなど……。「自分としてこれは外せない」といったメインストリームとなるジャンルや車種、テーマなどを決めることをおすすめします。その結果、ある程度コレクションが充実してきたときの充実度が違ってきます。

 もちろん、心の赴くままに購入してもいいのです。趣味の世界なんですから。ただ、漠然と集めていると、のちのち「なんでこれ買ったんだっけ?」という事態になりかねないのです。そこで、できるだけターゲットを絞り、惜しみなく予算を投入していくことで無駄な買い物を減らしていきましょう。

2)メインで集めるサイズを決める

 ミニカーには、64分の1、43分の1、18分の1などのさまざまな規格(スケール)が決められています。ちなみに、少し前までは43分の1スケールが主流でした。しかし昨今では、ミニカーの価格が高騰してきたことにより、43分の1スケールは手が届きにくいジャンルとなりつつある印象を受けます。以前は5000円前後で購入できたものが、いまは1万円前後が主流です。数個購入すれば、あっという間に数万円単位での出費です。

 そこで、ここ数年で急激に普及してきたのが64分の1サイズです。43分の1スケールが11cm前後であるのに対して、64分の1スケールは8cm前後と、ひとまわり小さくなります。そのぶん、価格も抑えられており、3000円前後がほとんど。多くのミニカーメーカーが力をいれているスケールですし、新製品も数多く発売されています。今後ますます64分の1スケールが主流になっていくものと思われます。

3)メーカー特注品と通常品を集めだしたらコレクター(沼)確定

 興味がない人にいわせれば同じしか見えないミニカーでも、外箱のデザインや台座の表記など、ちょっとした違いが気になりだしたらコレクター(沼)確定です。自動車メーカー特注品とミニカーメーカーが発売する通常品がまさに典型的な例といえます。また、イベント会場限定品や発売○○周年などの別注モデルなど、市場に出まわりにくいミニカーの存在も気になりはじめます。

 コレクションが充実してくると、これらの特注品や別注品に意識が向きはじめます。そしてロックオン! なんとしても手に入れなければ! といった使命感に駆られるようになります(笑)。Yahoo!オークションやメルカリを常時巡回し、ウオッチリストで狙うアイテムを常にチェック! もはやここまでくると完全なる「ガチ勢」です。なお、周囲から「ヘンタイですね(褒め言葉)」といわれはじめるのもこのあたりからです。

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