質感向上を目指した一部改良と人気特別仕様車追加で魅力倍増
そんな、リーズナブルな価格がうれしい、パッケージも優秀なWR-Vが、国内発売から約1年のタイミングで早くも一部改良を行った。
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その内容はまず、WR-Vユーザー、WR-V潜在ユーザーの「インテリアの質感が物足りない」という声に応えた、インド仕様の最上級グレードにはすでに設定されていたインパネ下部とリヤドア内張りのソフトパッドの追加だ(フロントドア内張りにはすでにソフトパッドが採用されている)。これだけでも前後席に乗る乗員の印象は大きく異なり、一部改良前のモデルより上質感あるインテリア空間を実現したことになる。
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さらに最上級グレードのZ+にはブラウンカラーのフルプライムスムースシート(全面合成皮革張り)を新採用。インテリアの上級感を醸し出すだけでなく、座り心地を高める効果があるという。
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そして、最近のホンダ車の定番ともいえる特別仕様車の「ブラックスタイル」を「Z」、「Z+」に新設定。エクステリアではベルリナブラックの17インチアルミホイール、クリスタルブラック・パールのアウタードアハンドル、シャークフィンアンテナ、電動格納式リモコンドアミラーカバーを採用する。
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インテリアにもプライムスムース×ファブリックのコンビシートと本革巻ステアリングホイール、ソフトパッド、アームレスト付きセンターコンソールボックスにブラックステッチが施されるほか、ピアノブラック調のステアリングガーニッシュ、ドアミラーガーニッシュ(フロント/リヤ)、エアコンアウトレットガーニッシュ(運転席/センター/助手席/リヤ)、エアコンコントロールノブがあしらわれ、内外装ともに一段と精悍なブラック基調のデザインが与えられることになったのだ。
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発売時期は「Z」、「Z特別仕様車ブラックスタイル」、「Z+特別仕様車ブラックスタイル」が2025年3月7日。「Z+」とベーシックな「X」は2025年夏頃とされている。
なお、中間グレードの「Z」の例では一部改良の2025年モデルで4万8400円の価格アップとなるものの、それでも239万8000円(一部改良前の2024年モデルは234万9600円)というバリューフォーマネーな価格設定が維持される。
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HVや駆動方式にこだわらない、後席の広さとラゲッジルームの容量を優先するコンパクトクロスオーバー狙いのユーザーにはうってつけの1台といえそうだ。