年式やカスタムの幅は自由!
ワン、ツー、スリーさん:N-BOX Modulo X
ホンダアクセス/モデューロといえば、「モデューロX」の存在を忘れてはならない。モデューロXとは、エアロパーツや足まわり、そしてホイールまでもモデューロがトータルプロデュースしており、ドレスアップに留まらず徹底的に走り込んで煮詰められた乗り味が魅力のコンプリートカーだ。
「ワン、ツー、スリー」さんがお乗りのN-BOX モデューロXは、そのモデューロXの記念すべき第一弾モデルだ。
N-BOX モデューロXと「ワン、ツー、スリー」さんご夫妻画像はこちら
オーナーの「ワン、ツー、スリー」さんは、これまで乗ってきたクルマはほとんどがホンダ車ということで、ご家族の愛車・元愛車を含めればフルラインアップが完成するのではないか!? というくらいの車歴のもち主。
このN-BOXモデューロXは、あまり人と被らないところや、ボディ同色のグリルなど、メッキパーツが抑えめで派手すぎずもスポーティなルックスがお気に入りだという。
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ホワイトに自家塗装されたスタッドレスタイヤ用のスチールホイールが目を引くが、そのほかの点についてはヘッドライトのバルブをLEDに換装した程度で、とくに大がかりなカスタムは行なっていないとのこと。
そのままの状態で完成系なモデューロXだからこそ、さまざまな車種を乗り継いできたユーザーも満足できるというわけだ。
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富岡のモクモクさん:ビート
最後に紹介するのは、こちらも生粋のホンダ党で、現在は現行シビックタイプR(FL5 型)も所有する「富岡のモクモク」さんのビート。
こちらの車両は、懇意にしているディーラーマンが納屋に隠しもっていた秘蔵の一台を、ホンダ愛が認められて譲ってもらった1台だという。30年以上も前のクルマであるにもかかわらず、その走行距離はわずか5万km程度。劣化しがちな内装や幌もキレイな状態を保っている、いわゆる極上車だ。
「富岡のモクモク」さんとホンダ・ビート画像はこちら
そんな極上車のビートだが、いちど貰い事故に遭ってフロント部分を破損してしまったのだとか。それを機に、大胆にもオールペンを敢行。S660 モデューロXやシビックタイプRといったモデルに設定される「ソニックグレーパール」に塗り替えられている。ホンダ純正色だけあって、斬新ながらも違和感のないお見事なマッチングだ。
また、このビートにはフルエアロキットをはじめとする「無限」パーツが多く用いられていることも大きな特徴。夏場はホイールも無限で揃えているとのことだが、取材時は季節柄スタッドレスタイヤを装着していたため、レーシングサービス・ワタナベ製のアルミホイールを装着。こちらもよく似合っていた。
ホンダ・ビートのリヤまわり画像はこちら
シビックタイプRもおもちの「富岡のモクモク」さん。このこだわり満載のビートで「ココはシビックにも負けていない!」というポイントを訊くと、「峠だったらシビックより速い!」と即答。ブレーキまわり、排気系、ECUチューンといった走行性能に直結するポイントをキッチリ抑えたカスタムによって、ハイレベルな走りも楽しまれているようすだった。
ホンダ・ビートのフロントまわり画像はこちら
会場には興味深いクルマはほかにもたくさん並んでいたのだが、ページの都合上ここまでとさせていただく。今回のミーティングでは、集まったオーナー同士はもちろんのこと、モデューロの関係者も会場をまわてオーナーたちとコミュニケーションを取る場面が数多く見られた。こうした姿勢が、モデューロの真摯なクルマづくりに繋がり、多数のファンを生んでいるのだろう。