楽しみ方は無限大!
■訪問整備やキャンプなど、用途はさまざま
この「グラスホッパー」は用途を限定せず、ユーザーそれぞれのイメージで用途を広げてほしいという想いが込められています。
今回のブースでは、その用途のなかから具体的なイメージを提示するため、代表的なキャンプと訪問整備のために仕立てた車輌を展示していました。
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キャンプ用のモデルは、荷台のボックスを居住スペースとして使うことができます。ハッチを開くとそこにテントが装着できるのでスペースが拡大。寝るだけでなく、食事や着替えなどもできる空間が確保できます。
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そして荷台のアオリを開くと、まるでキッチンの引き出しのようなスライド式のトレーが展開されます。
展示では参考出品としてコンロやシンクなどが装備されていて、ここで調理と洗いものができるという想定になっていました。その横のトレーを引き出せばテーブル代わりになるので、そこで食事もできちゃいます。
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また、後部のトレーは荷台の長さ分引き出せるので、テントの骨や釣りのロッドなど長い物も収納できる点が光ります。
訪問整備用のモデルは荷台ボックスを収納スペースとして使えるので、コンプレッサーやエアタンク、発電機やジャッキなど、かなりの量が積めるでしょう。さらに左右後部のスライド式トレーは、ドライバーやスパナなどのハンドツールをシステマチックに収納できるので、とてもスマートな佇まいに。
まさに移動式の工具キャビネットとして活用できるのです。
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■新たな提案としてオープンデッキの「BONE」も展示
これまで「グラスホッパー」のプロトタイプは、アメリカの「SEMAショー」をはじめ、いろいろなショーで展示を行ってきましたが、そのなかで「職人のために脚立や長モノを積めるタイプはできないか?」という問い合わせを複数もらったそうです。
その要望に応えるカタチで、今回「BONE」というオープンデッキタイプの参考展示も行っていました。
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こちらは収納トレー部の上に浅めのアオリを備えた荷台を装着。ロールバータイプのカーゴバーが装着されていて、展示の例のように長い脚立やパイプなどを積めるようになっています。
この「BONE」はまだ参考出品とのことで、個別のオーダー受注は可能ですが、キット化はこれから検討とのこと。
この「グラスホッパー」は今のところダイハツの「ハイゼット・トラック」専用のキットとしてリリースされていますが、オーダーメイドも可能とのことなので、気になっている人は問い合わせしてみてください。