マイクロバス型のオフィスカーが登場
そんなオフィスカーの新作が、トヨタ・コースターをベースにしたマイクロバス型のオフィスカーだ。キャンピングカーベースと比べると、室内空間の広さはいうまでもない。キャンピングカーは少人数で居住するための空間なので、大人数で休憩や会議をするには向いていない面もある。そこでAKTIOは、マイクロバスの長いボディを利用したオフィスカーを開発したのである。
これだけの空間があれば、10人程度が集まって会議もできるし休憩もできる。少人数なら長ソファで仮眠を取ることもできそうだ。小さいながらもギャレー(簡易キッチン)もあり、トイレもラップトップを置くスペースがある。
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建設現場の事務所や休憩所として利用するほか、イベントなどでも利用できるだろうし、災害時には小規模な一次避難所としても活用できる。そこまで考えてAKTIOは、このオフィスカーを開発した。
ルーフにはソーラーパネルが敷き詰めてあり、フロアの下にはリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを格納しているオフグリッドカーであるだけでなく、外部に給電もできる。車内にはスマホを充電できるように充電器もビルトインされていた。
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逆に電源があるような会場では、電力消費の大きいエアコンなどを外部の電力でも駆動できるようになっているなど、これまでのオフグリッドカーの経験を活かして、さまざまな工夫が盛り込まれている。
そして、定員を10名とすることで、普通免許で運転できる仕様としている。若年社員のAT限定普通免許でも運転できる配慮もさすがである。