松田次生選手と愛車180SXに黒山の人だかり! 大阪オートメッセのカロッツェリアブースは「いい音を求める人」の熱気で溢れていた (3/3ページ)

そのほか最新アイテムも展示

 大阪オートメッセ2025のカロッツェリアブースでは、最新スピーカー「Vシリーズ」「Cシリーズ」をはじめ、カーナビやサブウーファー、ドライブレコーダーなど、同社ならではの幅広いラインアップをアピール。なかでも注目は、昨年末に発売されたデジタルミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」(オープン価格:実勢価格4万6800円)だ。

デジタルミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」

 多人数乗車するミニバンやワゴンなど、後方視界が狭くなりがちということから人気となっているデジタルミラー型ドライブレコーダー。しかし「後続車が小さく映るため、確認しにくい。距離感も掴みにくい」という意見が少なくないという。

 そこで各社とも1.5倍程度の拡大機能を付けているが、それでも遠すぎるという。そこで「VREC-MS700D」では最大3倍まで拡大表示できる後方画像ズーム機能を搭載。ただ、拡大すると画像が荒くなってしまうため、「VREC-MS700D」では370万画素という高精細WQHDカメラを搭載。ズームした際も劣化の少ない自然な表示が可能となっている。

 さらに高感度・高画質を実現するSONY製CMOSセンサー「STARVIS2」を同社として初めて搭載。光量の少ない夜間でも鮮明な画像を記録することが可能だ。

デジタルミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」とリヤカメラ

 ブース内で人気を集めていたのがデモカーの試聴コーナー。高音質設計でオーディオ性能の評価が高いサイバーナビ「AVIC-CQ912Ⅳ-DC」(オープン価格)に、カスタムフィットスピーカーのフラッグシップモデル「TS-V174S」(7万9200円)、さらにパワーアンプ「PRS-D800」(3万8500円)を組み合わせたRAV4は、RAV4専用トゥイーター取付キット「UD-K302」(8800円)や高音質インナーバッフル プロフェッショナルパッケージ「UD-K621」(1万3200円)などでスピーカーをインストールした、高音質を存分に楽しめる組み合わせだ。

大阪オートメッセのカロッツェリアブースに展示されたRAV4

 実際に試聴した来場者に感想を聞いてみた。

ほたてサン(愛車:ホンダNワゴン)

大阪オートメッセのカロッツェリアブースに来場したほたてさん

 ほたてさんの愛車はNワゴン。カロッツェリアのXシリーズナビを組み、スピーカーはJBLを軸に3ウェイ化と、ガッツリ作り込んでいる。『音のプロに学びたいと思って来ました。RAV4はクリアな音が印象的で、アーティストさんが考えた音を忠実に再現していると思いました。イコライザーでイジりすぎない、フラットな音が好きなので、それを表現できていると感じました」。

 もう1台のデモカーであるハイエースは、9V型フローティングタイプの楽ナビ「AVIC-RF721-DC」(オープン価格)に、17cmセパレート2ウェイスピーカー「TS-C1740S」(オープン価格:実勢価格3万7000円前後)、パワードサブウーファー「TS-WX400DA」(3万3000円)を、ハイエース専用トゥイーター取付キット「UD-K304」(8800円)、高音質インナーバッフル スタンダードパッケージ「UD-K5311」(7700円)、サウンドチューニングキット「UD-S701」(7150円)でインストールした、比較的お手頃な組み合わせ。

 こちらも試聴した方に話を聞いてみた。

S.Yサン (愛車:三菱デリカD:5)

大阪オートメッセのカロッツェリアブースに来場したS.Yさん

 愛車のオーディオは純正。オートメッセには最新のオーディオをチェックするために来たそうで、入場後、最初に訪れたのがカロッツェリアブースだ。『全体的にバランスの取れた音だと思います。低音から高音までしっかりと立体的に、ライブ会場にいるような感じで音が迫ってくる感じです。それでいて音が潰れていない。とくにヴォーカルの声。高音が潰れがちになると思うんですが、臨場感があって聞きやすかったですね。価格を踏まえるとコスパが良いと思います』。

 そして旦那さんの愛車がRAV4、奥様の愛車がハイエースという、今回のデモカーにピッタリのご夫婦。

Y.Yさん(愛車:ハイエース)/S.Yさん(愛車:RAV4)

大阪オートメッセのカロッツェリアブースに来場したY.Yさん

 Y.Yさんは自身のハイエースの(純正)と比べて、『音が響きます! それ以外の表現の仕方がわからへん(笑)。そこまで高くないのに、全然音が違う! 自分のも換えたいです』。

 S.Yさんは『自分のRAV4のオーディオは純正なので、全然違いますね。細かい音まで耳に入ってくる。声・音楽ともに鮮明で、空間からして違うような感じがします』。


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