この記事をまとめると
■シトロエン・ベルランゴに限定車が登場
■デジタルミラーやフランスの玩具メーカーDJECOのおもちゃが成約プレゼントとなる
■シトロエンの創業者がおもちゃなどもデザインしていたことに由来している
家族がハッピーになれる限定車が登場！
日本ではあまり馴染みがないが、欧州では「MPV（マルチ・パーパス・ビークル）」というモデルが存在する。日本風にいえばミニバンやトールワゴンといったところ。
代表的な車種はルノー・カングーやプジョー・リフター、フィアット・ドブロがこれに該当する。
そのMPVのなかでも日本でここ数年大人気なモデルが、シトロエンのベルランゴだ。アウトドアブーム絶頂期の頃は、このクルマの使い勝手の良さや独特の雰囲気が多くの人に刺さり、シトロエンを代表する人気モデルとなった。
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そんなベルランゴは、2024年10月にマイナーチェンジを実施し、フェイスリフトや使い勝手の向上を経てリニューアル。より洗練されたモデルとなっている。
今回は、そのマイナーチェンジ版の新型ベルランゴをベースとした限定車、「ベルランゴ TOY BOX Edition」が登場した。
このモデルは、ベルランゴをベースに純正アクセサリーとして人気の高いドライブレコーダーおよびフルディスプレイミラーキットを標準装備し、フランスのおもちゃメーカーDJECO（ジェコ）社のおもちゃセットを成約プレゼントとした限定車だ。
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「ドラレコやミラーはわかるけど、なぜ突然おもちゃ？」となるのも無理はない。しかし、これにはちゃんとした理由がある。
シトロエンの創業者であるアンドレ・シトロエンは、革新的なアイデアを多く生み出し、人目を惹くビジュアルの広告を発信して世の中を驚かせたクリエイターでもあった。彼はその過程で、ジュエ・シトロエン（玩具）やシトロエネット（子ども用クルマ）など、子ども向けの用具も考案した歴史がある。
そんな彼の功績を讃え、今回のベルランゴにはDJECO社とコラボレーションという形で仕立てられたというわけだ。まさにトロエンのDNAを表した1台といえよう。
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ベルランゴというクルマのキャラクター上、ファミリー全員に喜んでもらえるクルマとし、子ども向けにおもちゃを、お父さんお母さん向けにドライブミラーとディスプレイミラーの便利装備を……という、何とも素敵な想いが込められているのだ。
販売はすでにスタートしており、標準モデルの5人乗りが446万円、7人乗りのロングが464万円となる。
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子どもを持つ家庭は、ぜひこの機会にベルランゴを検討してみてほしい。きっとフランス者ならではのオシャレで独特な楽しい雰囲気に心惹かれるはずだ。
