ナシとかもう考えられない!?
●サンバイザーのカードホルダー
高速道路や有料道路の多くがETCで通過できるようになったとはいえ、コインパーキングや駐車場の大半はチケット制。入場時にチケットを受け取り、無意識のうちにどこかに置いてしまい、いざ支払いのときに見つからずに焦ったという人、案外多いのではないでしょうか。もちろん私も経験あり。それも何度も……。
サンバイザーについたカードホルダー画像はこちら
そんなとき、「必ずサンバイザーのカードホルダーに差し込む」とマイルールを決めることで、かなりの確率でチケット行方不明問題を解消できます。とはいえ、最近ではときどき駐車場のエレベーターの付近に事前精算機を設置してある施設もあるので、「財布にしまう」など、やはりマイルールを決めておくことをおすすめします。
●ブラインドスポットモニター
「ブラインドスポットモニター」? 名称だけだとピンとこないかもしれません。片側2車線以上の高速道路や国道などを走行中に並走車が接近していると、ミラーに内蔵された警告灯が点灯してドライバーに教えてくれます。また、後方から自転車やバイクが接近しているときにも警告灯を表示して注意を促してくれます。
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死角で見えないところも、ブラインドスポットモニターがアシストしてくれることで、事故を始めとするさまざまなアクシデントを未然に防いでくれる安全装備でもあります。老若男女、さまざまな人がクルマを運転することを考慮すると、今後ますます欠かせない装備となっていくことは確かです。
●シートヒーター&ステアリングヒーター
温暖化が叫ばれているとはいえ、冬が寒いことには変わりありません。地域によっては氷点下10度以下になることも。エアコンを全開にすることで車内は暖かくなりますが、ふとした瞬間に寒いと感じることもしばしば。そこで威力を発揮するのが「シートヒーター」と「ステアリングヒーター」です。とくにシートヒーターは、移動中に座っているだけで動くことがあまりない助手席の人には人気の高い装備。とにかく「ぬくぬく」な温かさが魅力です。
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そして、夏場や湿度が高いときにあると重宝するのがシートベンチレーション。背中からなにやら風を感じる……。はじめてこの装備を使ったときの印象はまさにこんな感じ。シートヒーターやステアリングヒーターに比べると装備されているモデルは少ないとはいえ、こちらも一度使ったら離れられない装備です。
●まとめ:挙げればキリがない?
エアコンやカーナビ、ETC、ドライブレコーダー、オートライト、電動スライドドアなどなど、「ないとめちゃくちゃ困る装備」は挙げればキリがないほどありますね。このなかで旧車でも使えそうな装備はETCとドライブレコーダーあたりでしょうか。
これ以上、便利になってどうするんだと考えてしまいますが、その繰り返しが現代のクルマの快適性を生み出していることも事実。そして、発展途上であることもまた事実です。自動車メーカーの開発陣の方たちは、英知を結集して想像もつかないような新たな装備を世に送り出してくれるに違いありません。