この記事をまとめると
■メルセデスAMG SLに限定車「SL 63 マヌファクトゥーア・ゴールデンコースト」が登場
■マットゴールドの特別外装色にブラックのパーツをあしらったスポーティな仕様
■価格3660万円で全世界100台限定で日本には5台が割り当てられる
SLにゴージャス&スポーティな限定モデルが誕生
公道を走ることができるレーシングスポーツカーとして1952年にメルセデス・ベンツから発売された「SL」は、以後70年以上に渡ってメルセデス・ベンツのスポーツカーのフラッグシップとしてラインアップされてきた歴史あるモデルだ。
2021年に登場した最新の7代目モデルでは、メルセデスAMGによる完全自社開発モデルとして生まれ変わったことでも話題となった。そんなメルセデスAMG SLに世界限定100台のモデル、「SL 63 マヌファクトゥーア・ゴールデンコースト」が登場した。
メルセデスAMG SL 63 マヌファクトゥーア・ゴールデンコーストのフロントスタイリング画像はこちら
このSL 63 マヌファクトゥーア・ゴールデンコーストは、SL 63 4MATIC+をベースに、特別外装色の「マヌファクトゥーア・ゴールドマグノ(マット)」を採用し、さらに通常モデルには設定のない「AMGナイトパッケージ」、「AMGナイトパッケージ II」により、各部をハイグロスブラックとブラッククロームで仕上げた特別感の高いモデルとなっている。
さらに、「AMGエアロダイナミクスパッケージ」を採用することで、大型フリックとリヤディフューザーが装着されスポーティさを演出。これらのパーツもハイグロスブラックで統一される。
メルセデスAMG SL 63 マヌファクトゥーア・ゴールデンコーストのリヤスタイリング画像はこちら
足元には、「マヌファクトゥーア・カラハリゴールドマグノ」のリムとハブキャップを合わせたマットブラックの鍛造21インチAMGアルミホイールを履き、美しいコントラストを織りなす。なお、AMGロゴがペイントされたAMGブラックブレーキキャリパーは特別仕様車の存在感をさらに強調する。
一方、インテリアにもブラックとゴールドの配色を採用。前席の「AMGパフォーマンスシート」には、専用トリムにボディカラー同色の「マヌファクトゥーア・カラハリゴールドマグノ」が配色され、さらにフロントシートのダイヤモンドステッチやステアリングホイール、フロアマットまで、ゴールドのアクセントステッチが施される。
メルセデスAMG SL 63 マヌファクトゥーア・ゴールデンコーストのインテリア画像はこちら
センターコンソールには「MANUFAKTUR」のバッジに加え、「GOLDEN COAST」のレタリングが刻まれたバッジが世界限定100台の希少性をアピールする。
メルセデスAMG SL 63 マヌファクトゥーア・ゴールデンコーストのセンターコンソールのバッジ画像はこちら
エンジンは、ベースとなったSL 63 4MATIC+と同様に585馬力の4リッターV8ツインターボのM177を搭載し、最高速度315km/h、0-100km/h加速3.6秒のパフォーマンスも同様だ。
メルセデスAMG SL 63 マヌファクトゥーア・ゴールデンコーストの価格は3360万円となる。世界限定100台のうち、日本には5台が割り当てられる。手に入れたオーナーは、その希少性に高い満足感を得られることは間違いないだろう。