この記事をまとめると
■レクサスがプレミアム充電サービス「Premium Charging Alliance」と業務提携
■ポルシェ・アウディ・フォルクスワーゲンの販売店の充電施設の利用が可能となる
■レクサスは2030年までに全国100ヵ所以上の充電ステーションの展開を目指す
レクサスがVWグループと充電サービスで協業
本格的なEV時代の到来に向け、レクサスでは「LEXUS Electrified Program(以下LEP)」のサービス拡充に取り組んでいる。これは、BEVにまつわるカスタマーのさまざまな不安や困りごとを、レクサスならではの提供価値によってサポートするサービスで、オペレーターによるサポートや充電環境の整備、BEVオーナーに向けた特別な体験プランなどを用意してきた。
そしてこの度、レクサスは、急速充電の利便性を高めるために、ポルシェ・アウディ・フォルクスワーゲンのディーラーネットワークを中心に展開するプレミアム充電サービス「Premium Charging Alliance(以下PCA)」と業務提携の覚書を締結した。PCAのサービスで利用可能な急速充電器は371拠点385基を数え、レクサスとPCAが設置する急速充電施設のネットワークを2025年7月から連携させ、LEP階委員とPCA会員は、それぞれのアプリケーションを通じて相互の急速充電サービスの利用が可能になるという。
アウディ・ポルシェ・フォルクスワーゲンのプレミアム充電サービス「Premium Charging Alliance」画像はこちら
また、LEPでは事前予約と充電の待ち時間におけるさまざまなサービスも利用可能であり、レクサスならではの充電体験が楽しめる「レクサス充電ステーション」も拡充を進めるという。東京、軽井沢、大阪、名古屋に続いて2025年4月には福岡「ONE FUKUOKA BLDG.」に6拠点目となる充電ステーションが開設される予定となっている。
ONE FUKUOKA BLDG.内レクサス充電ステーション完成予想図画像はこちら
レクサスは、2030年までに全国100ヵ所を超えるレクサス充電ステーションの展開を目指しており、BEVオーナーの充電時間を有意義な時間とできるよう、近隣の商業施設とも連携をしていく予定だ。
BEVオーナーに向けてもプレミアムブランドならではの体験の提供を目指すレクサスに今後も期待したい。