SUVやミニバンもKUHLらしくカスタム!
こうしたスポーツ&レーシングカーのみならず、SUVやミニバンといった人気の高い車型にも果敢にコレクションを展開するのがクールの真骨頂。ほかにもブースでは昨今人気の高いピックアップトラック、三菱トライトンのコンプリートカーも注目を集めた。前後ディフューザーに加え、ルーフウイングとリヤスポイラーをも備えた、ブランク&艶消しゴールドのシックなカスタムだ。ルーフウイングの内側には、吊り下げ式のスピーカーシステムも装着されていた。
クールの三菱トライトン画像はこちら
ブースで説明担当のスタッフに近頃の傾向を聞くと、近頃はラグジュアリー・ミニバンなどを中心にディッシュホイールが回帰気味に注目されていて、40~50代以上の世代のみならず、若いユーザーからも支持されているという。その流れで仕立てられたのが、「VERZ-FORGED NEXUS(ヴェルツ-フォージド・ネクサス)」ブランドによる鍛造のディッシュホイール「NEX01」を履いたヴェルファイア。鍛造ピースを切削して大径ディスクの美しさを際立たせ、ボルト穴を完全に隠すことで成立した、テクニカルにしてラグジュアリーなホイールだ。
クールのトヨタ・ヴェルファイア画像はこちら
また大阪オートメッセならではの新作もクールは用意していた。それがナンバープレートの取付け角を少し傾けられ、クールまたはクールレーシングの抜き打ちロゴが入れられた、ナンバープレートステーだ。
クールのナンバープレートステー画像はこちら
カスタマイズはフルコンプリートの車両や、意を決して大型エアロパーツを愛車に装着するだけでなく、身近なところから気に入った仕様にクルマを仕立てる歓びを味わえることが大事、という。このナンバープレートステーなら実際、ドライバーさえあれば帰り際にでも取り付けられる。カスタムする行為を”民主化”し続けるからこそ、クールは日本のカスタムカーショーにおいて、なくてはならない存在であり続けているのだ。