これぞスバルの真骨頂! 軽でも所有する喜び満点の「スバルR1&R2」の「独創っぷり」に拍手!! (1/2ページ)

この記事をまとめると

スバルはかつて自社で軽自動車を手掛けていた

■R2とR1は4気筒エンジンを搭載するなど個性的なモデルだった

■自社開発の軽自動車としてはスバル最後のモデルとなった

軽自動車は時代とともに上質なものへ変化

 スバルR1とR2は、SUBARUがまだ富士重工業と名乗り、軽自動車を自社開発していた時代の独創的な車種だ。順番としては、先にR2が生まれ、2年後にR1が登場した。

 軽自動車は、1950年代末のスバル360や、60年代に入ってからのホンダN360などによって、庶民のクルマとして大人気となった。ただ、登録車の日産サニーやトヨタ・カローラが出てくると、人気を二分するような状況になっていった。

 そこに、軽自動車ならではの気軽さを前面に打ち出したのが、スズキ・アルトだった。ボンネットバンという商用車規格を採り入れながら、乗用車としての魅力を失わせない画期的な発想で、再び軽自動車が脚光を浴びたのである。

 続いて、90年代後半になると、スズキ・ワゴンRが誕生した。背の高いことによる使い勝手の多様さで、消費者を魅了した。なおかつ、ワゴンRは背が高いといっても今日のスーパーハイトワゴンほどではなく、運転席の着座姿勢を乗用車に近づけていたため、走りの楽しいハイトワゴンでもあった。


御堀直嗣 MIHORI NAOTSUGU

フリーランスライター

愛車
日産サクラ
趣味
乗馬、読書
好きな有名人
池波正太郎、山本周五郎、柳家小三治

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