もはやデリカミニが置いてけぼりの勢い! 中毒性が半端ない「ご当地デリ丸。」にコンプリート欲が止められない (2/2ページ)

被りもののなかには動物や食べものがある

 関東エリアでは、なるほどと納得の名物が多いかもしれません。茨城の「納豆」、栃木の「いちご」、千葉の「落花生」に東京の「東京タワー」。東京タワーがなぜかサンタクロースの帽子に見えなくもないのはご愛嬌です。ただ、ナゾなのは埼玉の「サイ」? 神奈川の「カモメ」? しかもサイはサッカーボールをのせており、浦和レッズの本拠地でもある埼玉がサッカー王国であるというメッセージを感じます。

 そして山梨の「ぶどう」と長野の「せいろそば」、静岡の「お茶」、愛知の「しゃちほこ」も納得でしょうか。三重の「伊勢海老」、大阪の「たこ焼き」、兵庫の「玉ねぎ」というグルメシリーズに続き、滋賀の「忍者」、京都の「舞妓」、奈良の「鹿」、和歌山の「パンダ」がこれまたなりきっていてかわいいです。鳥取の「カニ」、岡山の「桃」、山口の「ふぐ」も安定のかわいさですが、島根の「どじょうすくい」と広島の「もみじ饅頭」はちょっとプププと笑ってしまう癒し系かもしれません。

 さらに、香川の「讃岐うどん」、愛媛の「みかん」、高知の「カツオ」に続き、面白いのは徳島の「すだち」。なんと阿波踊りの小さなちょうちんがぶら下がっているではないですか。芸が細かいですね。そして九州・沖縄がこれまた個性派揃いで、福岡は「明太子」、宮崎は「マンゴー」、鹿児島は「桜島大根」、大分は「麦焼酎」、長崎は「カステラ」、佐賀は「ムツゴロウ」。最後は、世界的人気キャラクターとのコラボ爆誕ということで、熊本の「くまモン」! これも人気間違いなしですね。

 この「ご当地デリ丸。」はオンラインストアでも販売されており、かぶりもの単品と、てのりデリ丸。とのセットでの販売があります。かぶりものだけを集めて、その日の気分で着せ替えるのも楽しそうですね。我が家も家族の地元を買い足そうかと思案中です。これからもどんどん増えそうなデリ丸。のシリーズ展開に期待しましょう。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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