この人気じゃ納期も伸びるわ! 生産地インドにいってみたら冗談抜きで「スズキ・フロンクス」だらけだった (2/2ページ)

クーペSUVが人気傾向に

 フロンクスより早い2024年3月に日本国内で正式発売されたコンパクト・クロスオーバーSUVとなる「ホンダWR-V」は、インドでは「エレベイト」という車名で販売されているのだが、見かけるホンダ車のほとんどがエレベイトと感じるほどの人気ぶりであった。

 フロンクスはクーペSUVスタイルを採用し、上級車らしい質感の高さもあることから、デリー市内ではかなり目立つモデルとなっている。フロンクス並みに目立つモデルとしては、地元インド・タタモータースの「CURVV」というモデルも、流麗なクーペSUVスタイルを採用しており目立つ存在であったが、フロンクスが全長4メートル以内となっている一方で、CURVVは4メートルを超えているので、直接的なライバルとはいえないだろう。

 インドでもサイズに関係なくSUVの人気が高いのだが、とくにコンパクトサイズのSUVの人気が高いように見えた。そのなか、クーペSUVスタイルはインドのひとのなかで感度の高い層が注目していると感じる。

 日本での噂どおり、フロンクスは日本を上まわる勢いでインドでも人気が高いのは、街なかを見た印象では間違いないだろう。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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