なぜ「靴」と「タイヤ」がコラボ? OKISHU×ダンロップのコラボで安全を目指す【大阪オートメッセ2025】

この記事をまとめると

■大阪オートメッセ2025が開催中

■OKISHU×ダンロップブースを紹介

■OKISHUとは置きシューズのこと

聞いて遊んで安全を学ぶ

 突然だが、2019年から「女性ドライバーの日」が毎年9月27日というのはご存じだろうか? ペダルの踏み間違い事故は、じつは若い世代にも少なくないことが明らかになっていて、ハイヒールや厚底靴にサンダルなど、運転に向かないお洒落靴のまま走るのは危険。だからクルマに運転用のドライビングシューズを常備して、運転前に履き替えよう。そんな安全運動のメッセージを発信するプロジェクトが「OKISHU(置きシューズ、のこと)」だ。

 そもそも、カーライフエッセイストの吉田由美氏、カーライフジャーナリストのまるも亜希子氏、そしてドライビングインストラクターの戎南子氏の3人とも、愛車のトランクが靴でいつもパンパン……であることから始まった。クルマで移動しながら、講演や取材にテストコースやサーキットでの試乗、打ち合わせに会食などなど、1足ではとても1日こなせないアクティブに働く女性ならではの悩みどころでもあった。

 オキシューと並行して彼女たちは「クルマの足もと」、つまりタイヤの”ハリ”や”溝”にも意識を向けることを提唱。こちらは「ハリミゾプロジェクト」といって、「女性がある時期に来ると、お肌の張り具合や溝(シワ)を気にするように、タイヤのそれらも気にしましょう、ってことよ、オホホのホ」と、自動車業界の誇る美魔女お三方の一人が、笑っていない目で説明してくれた。

 そう、前フリが長くなったが、オキシュー×ダンロップのコラボ接点はここにある。適正な空気圧とトレッドの残り溝があってこそ、タイヤは正しいパフォーマンスを発揮する=安全運転の大前提が成立するのだ。

 というわけで大阪オートメッセ2025、5号館のブースでは、1日3セッション、今日から実践できる安全運転のヒントが満載のトークショーが行われている。日頃の注意ポイントなどお手本となる車両は、首都高パトロールの安全運転啓発車両であるアウトランダー。最終セッションは15時30分~だ。トークショーの最後にはオキシュー×ダンロップのオリジナルエコバッグも配布する。リュックのように背負うこともできれば巾着にもトートにもなる3ウェイという、さすが彼女たちの眼鏡にかなった、よく出来たアイテムだ。

 ちなみにダンロップはタイヤ以外ではゴルフボールでも知られており、ブースではゴルフパターチャレンジも開催中。首尾よくパットを沈められたら景品がもらえる。

 またダンロップは女性ドライバーだけで争われるレース、KYOJOカップのレース車両、ヴィータにもタイヤを供給している。そこで、歯科医にしてミスユニバースジャパン2022準グランプリ、KYOJOにも参戦中のレーシングドライバー及川紗利亜氏と、オキシューの新メンバーで自動車ジャーナリストの瀬イオナ氏のトークショーも1日3セッション、行われている。こちらの最終回は16時~だ。


南陽一浩 NANYO KAZUHIRO

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