![ジムニーとエブリィを切った貼ったで作った「実車ランチボックス」はラジコンのスケールアップ! こどもビリティエリアでキッズにも大人にも大人気【大阪オートメッセ2025】](https://cdn-webcartop.com/wp-content/uploads/2025/02/OAM25_nanyo_119_FEV2025-844x563.jpg)
この記事をまとめると
■大阪オートメッセ2025が開催中
■新エリア「こどもビリティ」が盛り上がっている
■ガレージ愛知のプログラムの内容を紹介
ラジコンカーの名作をスケールアップ!
大阪オートメッセ2025で絶賛展示中の「こどもビリティ」。その特徴は、まさかと思うような子ども的発想を大事にしつつ、リアルなモビリティ体験に繋げて、(大人のなりを含めた)子どもの記憶に心地よいツメ跡を残すことにある。
普通、模型やミニカーといえば、リアルに存在するものをスケールダウンした「スケールモデル」、あるいは100%に近いファンタジーから創られた想像上のモデル。ところがラジコンカーの名作をリアルサイズに「スケールアップ」してしまった1台が、こどもビリティパークの一隅にドーンと聳え立っている。それが瀬戸市のガレージ愛知が製作した、「実車ランチボックス」だ。
ガレージ愛知はこれまでにも、タミヤのモンスタービートル実車版を製作したり、プリウスのリフトアップを手がけたり。ランニングパーツのワンオフから板金などボディーワークまで、すべて代表の尾谷氏が手がける、車高アゲ系では有名な職人肌ガレージだ。
もとはタミヤの12分の1スケールのRCカーシリーズの名作、カスタマイズドバンこと「ランチボックス」。巨大なバルーンタイヤを履いた4×4のバンを、なんとジムニーシエラのラダーフレームやエンジンに駆動系、そしてエブリィのボディを縦方向に詰めて切ってはアルミパネル化するなどして、RCカー同様のボディに仕立て上げた。製作期間は、本業の傍らだったので2年かかったという。
ちなみにタイヤはミッキー・トンプソンの外径58インチ(約148cm)、「バハ・プロ X5」というモデルで、オフロードタイヤの雄である同社のなかでも最大サイズ、日本に輸入されたのは初だという。