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触れて乗ってコスプレもできる! マニアならずとも魅せられる自衛隊車両の魔力【大阪オートメッセ2025】

触れて乗ってコスプレもできる! マニアならずとも魅せられる自衛隊車両の魔力【大阪オートメッセ2025】

この記事をまとめると

■大阪オートメッセ2025が開催中

■自衛隊のクルマ2台、オートバイ1台を見ることができる

■車両への乗り込みなどもできる

自衛隊車両を間近で見られる貴重な機会

 カスタムカーが多く展示されている大阪オートメッセだが、カスタムカーとは異なる珍しい車両が展示されていた。それが自衛隊の車両だ。屋外の展示ブースでは第36普通科連隊と大阪地方協力本部が車両を展示し、自衛隊ならではのアイテムも並べられていた。

 今回もち込まれた車両は3台。大阪地方協力本部が1/2t トラックとして採用されているパジェロ、第36普通科連隊が高機動車と偵察用オートバイをもち込んでいた。そのほかにも装備品の展示も実施。車両に乗り込むことはもちろん可能となっていて、実際に制服を着用できる体験もあり、気分は自衛隊員になることが出来るブースとなっていた。

 トヨタ自動車が製造している製作している高機動車は隊員や装備の輸送、火砲の牽引などに使用されている。全長4910mm全幅2150mm全高2350kg、乗車定員10名となっていて、一般的なSUVとは一線を画す大きさとなっているのだ。

 偵察用オートバイは戦地での偵察目的としての使用も当然あるが、災害時に無線などの伝達手段が使えないときに、被害状況の確認などを行うために使用される。有事の時も活躍する車両なのだ。

 1/2t トラックは指揮官輸送や駐屯地・演習場間の移動に使用されるほか、災害時に市区町村の役所や対策本部への連絡調整要員の派遣などに使われる車両だ。

 3台とも普段間近で見ることのできない車両であるが、とくに注目を集めていたのが高機動車だ。10人乗りという乗車定員に驚いたり、意外とシートが簡素なものであることが新鮮であったり、助手席と運転席の間が広いことに驚いている様子であった。

 確かに実際に乗り込んでみると室内空間の広さには驚かされる。基本的にフロントの2名が前をみて座る体制となっていて、リヤ部分は横を向いて座ることとなる。積載量を確保するためにもリヤ部分は広くできているのだ。

 またSNSをフォローすると非売品のカレンダーがプレゼントされていた。カレンダーは複数種類から選ぶことが可能で、悩んでいる人も多く見られた。

 自衛隊の装備品の凄さを実感できる展示は、多くの人が新鮮な気もちになれる内容であった。

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